日向水木

昨日は、トサミズキを掲載しましたが、やっとヒュウガミズキも見つけましたので掲載です。
このお花は、植木屋さんが販売用に仮植えているもので、何時なくなるか分からないお花です。何時でも見れる場所のお花を探しておかないといけないですね。

1)「ヒュウガミズキ(日向水木)」 マンサク科トサミズキ属の落葉低木。別名:ヒメミズキ

2)ヒュウガミズキは近畿地方(石川県から兵庫県)の日本海側の限られた地域の岩場に自生して、本種に類似したものにも、イヨミズキなど地名を冠した名称のものがありますが、いずれも必ずしも原生地とは限りません。本種の名称も、別名のヒメミズキが訛ったとの説があり、また、宮崎県の自生地は、後年の発見であり、日向地方ではなさそうです。

3)トサミズキは、花房の花の数が7~10個と多いですが、このヒュウガミズキは1~3個と少なく葯(雄蕊の先)は黄色で判別は容易です。

4)こちらが全景です。トサミズキより小さなお花ですが、花数は、こちらの方がたくさん咲きます。