大手毬・小手毬

今回は、大手毬と小手毬の掲載です。
名前は良く似ていますが、科も違い、まったく別物のお花です。

1)「オオデマリ (大手毬)」 スイカズラ科ガマズミ属の低木。

2)この花は雄しべと雌しべの退化した「装飾花」で種は実らないそうです。

3)日本原産のヤブデマリの園芸品種ですが、学名上はこちらが基本種扱いで、原種のヤブデマリは変種扱いに成っているようです。

4)「コデマリ(小手毬)」 バラ科シモツケ属の落葉低木。

5)コデマリは、細い枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿がとても見事で、庭木や切り花として利用される、春を代表する花木だそうですね。

6)原産地は中国で、江戸時代初期から観賞用に栽培されてきた帰化植物です。