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あなたも自作パソコンを始めてみませんか?このページを見れば、誰にでも自作のパソコン製作ができます!
 page04「パーツ・組立工程」にては、自作パソコンの組み立て方を中心に記載していますが、当副ページ「ハード関連」では、ハードパーツの機能・選択方法等を中心に記載していますので、参考にしてください。
 ケース!


 パソコンにとっての家にて、家のように何回も買い換えるものでは有りませんので慎重に選択してください。目先で買うと、後からまた買い換える事にも成りかねません。

 PCケースを選ぶうえで、まず考慮すべきポイントはケースサイズ「フォームファクタ」です。いわゆる規格というもので、これには現在マザーボード規格と同様に、もっとも汎用性の高いATXや、コンパクトなマイクロATX、フレックスATXなどが有り、通常これらはマザーボード規格に合わせて選択します。
 またATXケースには、おもにサーバーなどに使われる
「フルタワー」と、一般的な「ミドルタワー」が有りますが、通常の自作パソコンに使うのであればミドルタワーを選択すれば問題は有りません。

 あとはデザインや価格、材質「アルミやスチール」で選びますが、しかし、長く使うものですので、他にも考慮すべき点が多々有ります。それが、拡張性やメンテナンス性などです。
 拡張性とは、ハードディスクやCD-ROMドライブなどを装着するベイ数の事です。特にハードディスクを収納する内臓3.5インチベイは外からは見えないので購入前に確認しておきます。また、マザーを設置するスペースがケースから引出せる
「シャーシ分離型」は、組立作業が格段にしやすく、メンテナンスもしやすいのでお勧め品です。さらに、ケース内に発生した熱を外に出すケースファンが付いているかもチェックポイントです。余りたくさん付いていても騒音の原因と成りますが、最近のPCは発熱が大きく、内部に熱がこもりがちなので、なるべく通気性の優れたものを選んだほうが良いです。
 
■シャーシ分離型:当ホームページのpage03若しくはpage04のケース写真参照。

 ケース選択に於いてアルミケースを使う場合は、安価なものは避けてください。これはアルミが薄く共振音が発生して騒音の元に成るからです。パソコン内部にはHDDとか他のドライブが回転したときの振動が共鳴する場合が有るためです。
 アルミケース自体10,000円以下でも有りますが、お勧め品ではないです。やはり、20,000前後の製品は確保したいですね。


 ケースを選択する際にもう一つ考慮すべき点が電源搭載型か、非電源搭載型を選択するかです。電源は、できる限りケースとセットの物ではなく、別途購入の方が良いです。その方がマザーボードに適した、また、使用目的に合った汎用性のある電源を選択できるからです。

 ケース選択のポイント!

  • ケース規格は?:自作パソコンの目的から言って、汎用性の高いATX「ミドルタワー」がお勧めです。
  • 材質は何のケースにするか?:熱伝導率から選択をすると「アルミ製品」がお勧めです。
  • 形式は?:使いやすさから選ぶと「シャーシ分離型」がお勧めです。
  • 電源は?:マザーボードに適した、また、後の拡張性から言っても「非電源搭載型」がお勧めです。
  以上は、あくまでも個人的な見解ですので、選択するのは皆さんです。参考までにして製品決定を!

 電 源!


 電源ユニットは、パソコンの大動脈である電源を供給する人間で言えば血に当たるものです。これが無いとパソコンはただのガラクタ箱に成ってしまいます。後の拡張性も考慮しながら選択してください。
  • ケースに電源搭載型を選択の場合でも、以下の条件は同じですので参考にしてケースを選んでください。
  • 電源を選択する場合の第一は、マザーに合っているかです。Intel P4を使う場合は、ATX12V4pin「ATX2.03規格」コネクタが必要と成りますので付属しているかを確認してください。
  • 次に確認するのが使用するマザーによって差が出てきますが、アスロン系マザーの場合、結構電気を大容量必要としますので、一般的なスペックシートの場合、一番左に書かれている+3.3Vが15A以上。隣の+5Vとの合計が150W以上。+5VSBが2A以上。MAXが250W以上がお勧めです。使用目的によって差はでてきますが、通常の使用であれば以上のスペックをクリアしていれば良いと思います。しかし、電源もかなりの発熱をしますので、できれば余裕の有る電源ユニットを選んでください。
  • 拡張性を考慮するとシリアル電源コネクタも複数個付いていた方が良いです。
  • コネクタ関連に付いては、page03の「電源ユニットコネクタ」写真を参照してください。
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