清音化したサブパソコンも時代には付いていけず、今回第4世代のCPU搭載パソコンを組みました。これは、今までメインパソコンとして使ってきた第2世代CPU搭載パソコンも動画の保存容量が多くなり、また作業効率も下がって来たためです。
以前掲載していた「1100サブパソコン」と「清音化サブパソコン」の記事も「旧掲載記事」のリンクからご覧頂けます。そちらには、ハードの説明やソフトのインストール方法なども掲載しています。参考にして頂ければ幸いです。
新サブパソコン ■新サブパソコン ■主なパーツ類 ■最新PC組立工程 ■部品詳細
INDEX


















サブパソコン組み立て工程リンク
■2004年制作、1100サブパソコン CPU Intel Pentium 4 マザーボード ASUS P4P 800E Deluxe
■2012年改良、清音化サブパソコン CPU Intel Pentium 4 マザーボード ASUS P4P 800E Deluxe
■2015年制作、新サブパソコン CPU Intel Core i7 4790K BOX マザーボード ASRock Z97 Extreme4
■2018年制作 最新サブパソコン CPU Intel Core i7 97000K BOX マザーボード ASRock Z390 Phantom Gaming 6
新サブパソコン
 このサブパソコンは、ただサブパソコンと名前を付けているだけで、実際はこちらの方が最新のCPUを搭載していますし、メインパソコンは動画の加工と保存用で、こちらのサブパソコンは、HP関連と、ブログや写真の加工などが中心に成りますので、こちらの方がメインに使用するように成ると思います。
主なパーツ類
 PCケース
 このケースは、かなり改造をしていますが、その詳細は「清音化サブパソコン」にて掲載していますので、そちらをご覧ください。
 アルミケースで放熱性も良いものか、自作パソコンを始めた頃より使用している「旧ソルダム」の製品です。
マーザーボード
ASRock Z97 Extreme4

●ソケット形状:LGA1150
●チップセット:Intel Z97
●メモリ:DDR3×4
●オンボードグラフィック:あり (CPU内蔵機能を使用)
●PCI Express x16:3
●PCI Express x1:3
●フォームファクタ:ATX
CPU
Intel Core i7 4790K BOX

●形状:LGA1150
●コア数:4
●動作クロック:4.0GHz
●ブースト時クロック:4.4GHz
●LLC:8MB
●TDP:88W
第四世代のCPUです。次は第五世代のCPUが発売されるようですが、私はこれが最後の自作かと思います。
CPUクーラー
Scythe庵(イオリ) SCIOR-1000
107(W)×117(H)×136(D)mm(搭載ファン込み)
100×100×厚さ25mm(搭載ファン)
ファン回転数
300±200rpm 〜 1800rpm±10%
ノイズ・風量
4.5 〜 26.7dBA / 7.3 〜 43.74CFM
?対応ソケット
Intelソケット775/1366/1156/1155/1150
ヒートパイプ6mm径×3本
ビデオカード
ATI Radeon HD 5770 1 GB PCIE x16

●インターフェース: PCI Express 2.1 x16
●ビデオメモリ: gddr5 ( 1gb )
●エンジンクロック: 4000 MHz ( 1000 MHz gddr5 )
●グラフィックエンジン: ATI Radeon HD 5770
 マザーボードにもグラフィック機能は付いているのですが、機能的に物足りないものか、このビデオカードを使用しています。
  ブルーレイディスクドライブ
アイ・オー・データ機器
 BRD-S12BLEK

 メインパソコンに使用していたドライブですが、書き込み速度が新しい方が早いものか、動画編集用のメインパソコンに使い、古い方をこちらに載せました。
ADATA SSD
Premier SP600 SSD ASP600S3-256GM-C
ディスク容量(GB) : 256GB

●接続:SATA3 6Gbps
●容量:256GB
●サイズ:2.5インチ
●最大書込速度:290MB/s
●最大読込速度:540MB/s
 OS搭載用に使用しています。
増設HDD
Western Digital
Caviar Blue WD10EALX規格 :SATA3.0(6Gb/s)
ディスク容量(TB):1TB

Caviar Blue WD10EALX規格 :SATA3.0(6Gb/s)ディスク容量(TB):1TB
ビクチャフォルダーをこのHDDに移動し、SSDを少しでも軽くするようにしています。
後は、データ保存用に使用しています。
増設SSD
ADATA Premier SP600 SSD ASP600S3-128GM-C
ディスク容量(GB) : 128GB

●接続:SATA3 6Gbps
●容量:128GB
●サイズ:2.5インチ
●最大書込速度:430MB/s
●最大読込速度:550MB/s
ホームページ制作用のSSDとして使用しています。
以前はHDDを使用していたのですが、高速のSSDに交換しました。
増設HDD
Western Digital WD30EZRX-1TBP 3TB Green 接続:SATA3 6Gbps
ディスク容量(TB):3TB

使用済み写真の原板や、リサイズした写真などを格納しています。何年もの写真となるとかなり容量を使うものですね。
メモリ
G.SKILL
RipjawsX F3-17000CL11D-8GBXL(DDR3 PC3-17000 4GB 2枚組)

容量:4GB×2
規格:DDR3 PC3-17000
オーバークロックをするなら揃えておきたい2133MHz対応!
レイテンシ 11-11-11-30 2N、1.5-1.6V動作の高速なデスクトップ用DDR3メモリです。XMP対応で手軽にメモリを高速化できます。
ヒートスプレッダ採用で方熱効率UP!
OS
OS・Windows 7 Professional 64bit DSP版
 DSP版とは、以前のOEM版と同じで、パッケージ版と違い、単品での購入は出来ず、PCの主要部品と一緒に購入します。
その代り価格的には、かなり安く購入が可能かと・・。
電源ユニット
hec 製品名:WIN+power 700W
 EPS12V ATX対応

以前から使っていた電源ですが、予算的に厳しかったものか、今回は取り換えず使う事にしました。
スピーカーシステム
Logitech Logicool 3W×3W

 ごく一般的なスピカーシステムにて、格安だったので購入しました。これもかなり以前から使っているものですが、サブシステムにて音楽は余り聞きませんので、そのまま使用しています。
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 マザーボードの組立て
 詳しい工程は、「旧1100サブパソコン」に掲載していますので、こちらでは簡単に掲載しています。
マザーボードケース開梱
 先ず最初はマザーボードをパッケージから出すが、その際マニュアルに記載されている付属品一覧と内容物とが合っているか確認をしておく事。
封を切ってからの取り換えは難しくなるので注意が必要です。
バックパネルの取り付け
このパネルは、PCケースは繰り返し使えますが、このバックパネルはマザーボードによって違うので、マザーボードを取り換える度にこのパネルも取り換えが必要です。
こちらがシャーシーにバックパネルを取り付けた状態です。マザーボードを取り付けてからの変更は出来ませんので上下とかの確認もしてください。
バックパネルの取り付けが完了したらマザーボードの取り付け穴に合わせてスペンサーを取り付けます。
このマザーボードの場合矢印の10ヶ所に取り付けています。
スペンサーの位置を確認したらマザーボードを取り付けていきます。この際ネジ止めは対角線上に締め付けます。
マザーを置いて、バックパネルから各種コネクタが全て顔を出しているか確認。 CPUの取付け
 マザーにCPUを取付ける際、レバーを必ず上げてから行う事。
CPUには矢印の場所に切り込みがあるのでマーザーボードの位置と合わせてセットする事。 矢印マークの位置がCPUの切り込み口と合わせる場所です。注意してセットしましょう。
レバーは確実に下ろす
 CPUの方向に注意し、取り付けを行いレバーを下げてロックする。取り付け方向を間違えるとCPUはイッパツ昇天!に成るかも違和感が有ったら必ず確認を!
レバーを下すとCPUソケットカバーが自動的に外れますので無くさないようにマザーボードケースにでも入れて保管しましょう。
このカバーを紛失するとマザーボードに異常があったり、リコール品だった時に取り換えて貰えなくなる場合がありますので注意が必要です。
シリコングリスを塗る
 シリコングリスは薄く均一に塗るのがコツ。あまり厚く塗ると熱伝導率が悪く成ります。CPUクーラー側にヒートスプレッタが貼られている場合は、シリコングリスを塗る必要は無いです。
 CPUとCPUクラーとの熱伝導率をあげるために塗るシリコングリスです。チューブ入りとか色んな形のものが販売されています。
CPUクーラーをセット
 このCPUクーラーは、CPUに付いていた純正品の物です。かなりの騒音がするものか、部品紹介のCPUクーラーScythe庵(イオリ) SCIOR-1000に取り換えています。
 こちらが取り換えたCPUクラーScythe庵(イオリ) SCIOR-1000です。
 こちらの部品がCPUクラーをマザーボードに取り付ける金具です。  CPUクーラーをマザーボードの上に乗せたところです。
 CPUクーラーをプロセッサーの上に乗せたら、四隅の留め具のピンをマザーボードの穴に合わせて、真上から「カチッ」と音がするまで押し込みます。ピンは対角線で順番に押し込んでください。  CPUクーラーの電源ケーブルの接続
CPUクーラーのファン電源ケーブルをマザーボードに接続します。接続の際は、コネクターの切り欠け部分を合わせて接続します。
このマザーボードには4ピン用と3ピン用の取り付けが出来るようになっていますが、今回は4ピンに取り付けています。
メモリ装着
  レイテンシ 11-11-11-30 2N、1.5-1.6V動作の高速なデスクトップ用DDR3メモリです。XMP対応で手軽にメモリを高速化できます。
ヒートスプレッダ採用で方熱効率UPで、メインンパソコンより高性能のメモリーです。
メモリーの切り口とマザーボードの位置を合わせて取り付けます。
メモリーの切り口と矢印の付いた位置とを合わせて取り付けます。その際両サイドにあるクリップは起こしておきます。
また、このマザーボードは4枚のメモリーが挿せますが、 Dual Channel 対応ですので、青い挿し口に取り付けます。
 メモリーをメモリースロットに完全に押し込むと、引き起こしていたクリップが戻り、メモリーを固定します。写真のように確実に固定されているか確認をしてください。
 両サイドのクリップが確実に止まっている事を確認したら空いているメモリースロットのクリップも写真のように起こしておきます。これでメモリーの取り付けは完了です。
ビデオカードの取り付け
 ビデオカードの取り付け位置に合わせてスロットカバーを取り外します。
今まで使っていたのは古いタイプのAGPスロットでしたので、今回のとは取り付け位置が違うようです。
 ビデオカードを取り付ける際、メモリーの時と同じようにクリップを起こしておきます。
マザーボードのPCI Express 2.0 x16スロットに対して垂直に差し込みます。
差し込む際は無理な力をかけ過ぎないように注意し、奥まで差し込むと脱落防止のロックがかかります。
 差し込み後、ビデオカードのブラケットをネジでケースに固定します。
電源の取り付け
と言っても以前の電源を使用しているものか、結果的にはそれままの状態ですがね。
ブルーレイディスクドライブの取り付け
 メインパソコンに使っていたドライブですが、こちらの方が書き込みが遅いもので、BDとかに殆ど書き込まないこちらで使う事にしました。
 マザーボードや各部品を取り付けたシャーシーをケースに挿入。このケースの最大の利点は、ここまでの工程がケース外で行えることなのですよね。
 この事により、作業はうんと楽になります。その分、スチール製のケースから思うと3倍位の値段でしたがね。
 このケースメーカーは倒産し、今はこう言った日本製のケースは少なくなったように思います。
OSインストール用のSSDの搭載
SSDは2.5インチ幅なので、通常HDDを搭載する場所の3.5インチベイには取り付けできません。
そこで使用するのが写真の2.5インチを3.5インチベイに載せるための部品です。
こちらが2.5インチ幅のSSDを3.5インチベイに載せるために組み込んだところです。
 SSDを組み込んだところです。
このSSDは、OS等採用でOSをインストールするまでは、他のSSDやHDDには電源もしくはSATEケーブルを接続しないようにしておきます。
ビデオカードの補助電源接続
 今回使用の ATI Radeon HD5700 には、6ピン補助電源が必要な製品です。
 こちらがその補助電源のコネクターです。
 補助電源を接続したビデオカードです。これまでに各ケース冷却用ファンの接続も忘れずに済ませておきます。
OSインストール用のSSDの搭載
SSDは2.5インチ幅なので、通常HDDを搭載する場所の3.5インチベイには取り付けできません。
そこで使用するのが写真の2.5インチを3.5インチベイに載せるための部品です。
 こちらのSSDは、ホームページ専用のSSDなものか、容量も少な目のを使用しています。
フロントパネルからの配線も忘れずに接続しておきます。忘れた配線は無いか要確認ですね。  こちらが全てのSSDとHDDを搭載したところです。配線だけは、OS起動用のSSDだけにしています。
この状態でOSのインストールを行います。
 各部配線接続が完了した写真です。まだOSインストール用のSSDにしか配線はしていませんがね。この状態で OS のインストールを行います。
 以前「「Windows 7」をインストールしていた第二世代の CPU Intil Core i7 2600 では問題無くインストールできた「Windows 7」ですが、今回の第四世代の CPU Intel Core i7 4790K には USB ドライバーが入っていない「Windows 7」のインストール時には、マウスが動かなくなってしまいました。最近のCPU搭載パソコンには、USBドライバーが入っていない「Windows 7」のインストールは難しいとは聞いていたのですが、第四世代のCPUでも同じだったのですね。
 それでも四苦八苦しながらキーボードオンリーでインストールをしました。OSさえインストールできれば、マザーボードに付属のソフトからUSBドライバーがインストールできますものね。
 OSのインストールが完了したらいったん電源を切り、残っていたHDDの配線も接続していきます。
配線が終了したら電源を入れ、各HDDや追加のSSDをPCに認識させていきます。これで一連の組み立て作業は完了です。
こちらが各配線が完了した状態です。
何が起きるかわからないので、この状態でアプリケーションのインストールや、メインパソコンとのフォルダー共有とか、メインパソコンに退避させていたデーターの移動とか、結構時間の掛る作業をやっていきます。
簡単な説明に成りましたが、組み立て工程はさほど変わりませんので「清音化パソコン」「旧1100サブパソコン」を参照してください。

 ↓ の写真が完成してカバーをかけたところです。
新サブパソコン部品詳細
部品名 メーカー名 機種名/他 備  考
マーザボード ASRock Z97 Extreme4
Memory dual channel
ボード規格 ATX
SATA3.0(6Gb/s)のHDDが8枚接続可能なマザーボードです。
CPU Intil Core i7 4790K BOX
形状:LGA1150
コア数:4

動作クロック:4.0GHz
第四世代のCPUです。
CPUクーラー サイズ Scythe庵(イオリ) SCIOR-1000 BOXに付いていたCPUクラーは音が煩かったものか、こちらの交換
メモリ G.SKILL TS2GDDR400K
RipjawsX F3-17000CL11D-8GBXL
(DDR3 PC3-17000 4GB 2枚組)
Dual Channel にて使用。
オーバークロックをするなら揃えておきたい2133MHz対応!
ケース Soldam MT-PRO1100
5.25インチベイ         4
3.5インチベイ          2
3.5インチシャドウベイ     6
メインパソコンに使っていたケースの部品などを使用し、フロントの吸気改善と、リヤーの排気改善をしました。
清音化のためファン類は全部取り替えています。
ビデオカード ATI Radeon HD 5770 1 GB PCIE x16l
チップ:NVIDIA GeForce GTX750 Ti
接続:PCI Express x16 (3.0対応)
メモリ容量:1GB
マザーボードにもグラフィック機能は付いているのですが、機能的に物足りないものか、このビデオカードを使用しています。
サウンドカード オンボード
ネットワークカード オンボード
SSD ADATA Premier SP600 SSD ASP600S3-256GM-C
●接続:SATA3 6Gbps
●容量:256GB
OS搭載用
SSDの容量が小さいのでピクチャ関連は別のHDD「Dドライブ」に移動させています。
ハードディスク Western Digitalr Caviar Blue WD10EALX
規格 :SATA3.0(6Gb/s)
ディスク容量(TB):1TB
こちらのHDDにピクチャ関連のフォルダーを移動させています。後は、データ保存用に使用しています。
SSD ADATA Premier SP600 SSD ASP600S3-128GM-C
●接続:SATA3 6Gbps
●容量:128GB
ホームページ専用に使っているSSDです。
ハードディスク Western Digitalr WD30EZRX-1TBP 3TB Green 接続:SATA3 6Gbps
ディスク容量(TB):3TB
使用済み写真の原板や、リサイズした写真などを格納しています。何年もの写真となるとかなり容量を使うものですね。
光学式ドライブ I・O DATE BRD-SA16X
BDXL&12倍速対応
Serial ATA接続の内蔵型 Blu-rayドライブ
今回購入した内蔵型ブルーレイディスクドライブの方が書き込みが16倍速と早かったもので動画編集を中心としたメインパソコンに載せ、メインパソコンで使っていたドライブをこちらに搭載。
OS Microsoft Windows 7 Professional 64bit
日本語版
DSP版
電源 HEC WIN+ Power/EPS12V/S-ATA
EPS専用電源
Total Power 700W
今回は予算的に新しくできなかったものか、以前使用していた電源をそれまま使いました。
スピーカ Logitech Logicool 3W×3W
  
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