喇叭水仙

今朝は、ついつい起きそびれてしまい、目覚めた時には日の出の時間はとっくに過ぎていました。そこで今回も、以前撮っていたラッパスイセンの掲載です。

1) 「ラッパスイセン(喇叭水仙)」 ヒガンバナ科スイセン属の多年草。

2) 原産地は、東西範囲にスペイン・ポルトガルからドイツ、北はイギリスまでだそうです。

3) 花被片は黄色で、内側の副花冠はやや色が濃い。茎の根本から立ち上がっている葉は長細く、灰色がかった緑色です。

4) 種子から育ち、発芽してから開花するまでには5年から7年を要し、一方で球根からも育てることが可能で、有性生殖においては親花両方の形質が遺伝するため、園芸用の雑種が野生種の近くに植えられた場合、野生種が淘汰されてしまうおそれがあることが指摘されているそうです。このお花は、園芸品種でしょうが、野生種の性質をよく残していると思います。

クルサル桜

今回の桜、イギリス生まれのクルサルと言う桜かと思うのですが、色合いが少し濃い感じで、確かではありません。桜の名前って難しいですね。

1) 「クルサル 桜」 バラ科サクラ属の亜高木。

2) この桜、日本の桜を熱心にイギリスへ紹介したコリングウッド・イングラムという英国人園芸家が作出したものだそうです。

3) チシマザクラとカンヒザクラの交配によって作出されたようです。一方の親を カンヒザクラではなくて ベニヤマザクラ(オオヤマザクラの別名)であると言う説もあるようですが、現在では、カンヒザクラが片親だとする説のほうが有力のようです。

4) こちらがほゞ全景ですが、あまり大きくならない桜のようです。

馬酔木

アケボノアセビを掲載した後、このよく見かけるアセビを掲載しようと思っていましたが、我が家のカタクリが咲いたものか、そちらを先に掲載しました。そこで今回は、少し遅れましたがアセビの掲載です。

1) 「アセビ(馬酔木)」 ツツジ科アセビ属の低木。 別名:アセボ

2) 日本、中国東部、台湾原産で、日本には、アセビとリュウキュウアセビが自生しているそうです。

3) 早春に穂になって咲く小さな白い花や、紅色の新芽、濃い緑色の葉が美しいアセビには、日本のアセビのほか、ヒマラヤ地域から中国雲南省などに分布するヒマラヤアセビなどが庭木や鉢物として栽培され、園芸品種も数多くあるそうです。

4) かなり高めの塀の上から顔を出したアセビのほゞ全景です。このお宅のが撮り易く奇麗なものか、毎年撮らせて頂いてます。

片栗

今回は、白花のアセビを掲載する予定だったのですが、我が家のカタクリが1輪だけですが咲いたものか、そのお花の掲載です。

1) 「カタクリ(片栗)」 ユリ科カタクリ属の多年草。 別名:カタカゴ(堅香子)

2) 同じ鉢に数年前4株ほど植えたのですが、今まで1枚の葉しか芽吹きませんでした。数年かけて一株だけですが、今年初めて花が咲いたものです。他にもまだ芽吹いたばかりの株もありました。

3) 花は茎先に1輪咲き、花弁のつけ根にはW字形の模様があります。花は夜や、気温の低い日には閉じて開きません。葉は開花株では2枚、まだ花が咲かない株では1枚つきます。葉には茶色と淡緑色の斑紋のあるものと、ないものがあるそうで、我が家のは斑紋がある方のようです。

4) 真上から撮ったカタクリのお花です。花弁が反り返り、可愛らしいお花ですよね。

曙馬酔木

今回は、先だってお天気が悪く朝景を諦めた日に撮って来たアケボノアセビの掲載です。カワヅザクラと同じ日に撮って来たものです。

1) 「アケボノアセビ(曙馬酔木)」 ツツジ科アセビ属の低木。

2) 花が紅色のアセビの自然品種で、本州や四国、九州にまれに自生しているそうです。花色が特に濃い紅色のものをベニバナアセビと呼ぶそうです。

3) 自生品種を元に、植栽品種が作出されたようですね。

4) 朝日を撮っている公園の北側にある工場の脇に、この様に植栽されていました。