|
◆マザーボードのチップセットにリコールが発生と問題もあるのですが、マザーボードが替ればそこだけ入れ替える事とし、部品・組立工程等を掲載します。2011年1月現在では、一番最新のCPUを搭載した自作パソコンをご覧ください。 ◆2011年3月29日にやっとリコール対応のマザーボードが届き、また組み換えとなりましたが、メモリーの相性が合わないようで・・? |
ページ内項目 | ■パソコンを始めた経緯 | ■メインパソコンの主なパーツ類 | ■PCケースのグレードアップ |
■マザーボードの組立 | ■PCケースへの組込 | ■メインパソコン部品詳細 |
|
|
|
今回使用のPCケースには、右写真のように、速度調節可能なファンが、トップ(背面上部)に大型140mm排気ファンとリア(背面)に120mm排気ファンが装着されています。 |
上記搭載済みファンとは別に、オプション使用で取り付け可能な場所もあります。 それが側面吸入ファンと全面吸入ファンです。この場所にもファンを増設する為、右のファンを取り付けていきます。 |
前面吸入ファンの取り付け 先ずは前面の2ヵ所に サイズ:120×120×25mm 回転数:800±10%rpm ノイズレベル:10.7dBのファンを取り付けます。 |
こちらが2枚とも取り付けを完了したところです。 この全面吸入ファンは、現行だと上部のファンでHDDの冷却を、下部のファンでケース内の冷却って感じですかね。 |
このフロントカバーには、吸気口となるフロントベイ(下6段)に、ホコリの侵入を防ぐ洗浄可能な防塵フィルターが付いていて、ケース内部に溜まりやすいチリやホコリの侵入を防ぐように成っています。 | 側面吸入ファンと防塵フィルターの取り付け しかし、この側面カバーに増設するファンには、防塵フィルターが付いていません。今回ここにも防塵フィルターを装着出来るように改造をする事に・・。 |
先ず邪魔に成る金網部分を切り取ります。 | こちらが防塵フィルターをセットした側面パネルの吸入ファンです。 |
スピーカーの取り付け それとこのPCケースには、マザーボードが発する信号音を出すスピーカが付いていませんでしたので、手持ちの小さなスピーカーを取り付ける事に・・。 |
写真は、PCケースの邪魔に成らない場所に設置 これでPCケースのグレードアップは完了です。 |
スペーサの取付け こちらはケースのグレードアップでは無いですが、序ですので、ここで取り付けておきます。 |
シャーシにマザーとネジ穴を合わせて、スペーサを取り付ける。このマザーボードの場合、9個のスペンサーを使用 I/Oパネルの取り付け この際マザーボードに付属の I/Oパネルも取り付けておく事。 |
|
マザーボードケース開梱 先ず最初はマザーボードをパッケージから出すが、その際マニュアルに記載されている付属品一覧と内容物とが合っているか確認をしておく事ですね。 |
CPUの取付け ソケットの横にある固定レバーを起こします。 CPUを固定するプレートを起こし、プレートに装着されている保護カバーを取り外します。 「保護カバーを紛失するとマザーボードの保証が受けられなくなります。大事に保管してください。」 |
CPUをCPUソケットにセットします。 CPUの切り欠け部分とCPUソケットの突起部分を合わせてはめ込みます。CPUのピンは曲がりやすいので慎重に作業をしましょう。 |
プレートを閉じ、レバーを戻して固定します。 レバーを戻す時にCPUがずれないように軽く指で押さえながらレバーを戻してCPUを固定します。 |
シリコングリスを塗る シリコングリスは薄く均一に塗るのがコツ。あまり厚く塗ると熱伝導率が悪く成ります。CPUクーラー側にヒートスプレッタが貼られている場合は、シリコングリスを塗る必要は無いです。 |
CPUクーラーをセット CPUクーラーをプロセッサーの上に乗せたら、四隅の留め具のピンをマザーボードの穴に合わせて、真上から「カチッ」と音がするまで押し込みます。ピンは対角線で順番に押し込んでください。 |
固定状況の確認 マザーボードを裏から見て赤い矢印部分の白いプラスチックのピンの間に、黒いプラスチックの芯が通っていれば固定された状態になっています。 |
CPUクーラーの電源ケーブルの接続 CPUクーラーのファン電源ケーブルをマザーボードに接続します。 接続の際は、コネクターの切り欠け部分を合わせて接続します。 |
メモリーの装着 メモリーには、メモリースロットとの接続部分に切り欠けが入っています。またメモリースロット側にはメモリーの切り欠けに合わせ突起部分があります。これを合わせて取り付けを行います。 |
このマザーボードにはメモリースロットの片方しか可動クリップがありませんが、それを外側に開いておきます。 メモリーの切り欠け部分とスロットの突起部分を合わせて、両端をつまむように持ってコネクターの溝にはめ込み、真上からメモリーを親指で押し込むようにして取り付けます。 ※写真は、最初に組んだ時のメモリで「A-DATA AX3U2000GC4G9B-DG2」です。 |
メモリーをメモリースロットに完全に押し込むと、引き起こしていたクリップが戻り、メモリーを固定します。写真のように確実に固定されているか確認をしてください。 旧メインパソコンに使っていたPCケースやサブパソコンのPCケースは、マザーボードを取り付ける部分のシャーシが引き出し式に成っていたので作業が楽でしたが、今回のPCケースは、この後の作業は、マザーボードをPCケースに取り付けてからおこないます。 |
|
ビデオカードの取り付け 今回使用する「Sapphire HD5770」は、PCI Express 2.0 x16スロットに挿すタイプで、2スロットを占有しますので、装着位置二か所のスロットカバーを取り外します。 |
マザーボードへの取り付け マザーボードのPCI Express 2.0 x16スロットに対して垂直に差し込みます。差し込む際は無理な力をかけ過ぎないように注意し、奥まで差し込むと脱落防止のロックがかかります。 差し込み後、ビデオカードのブラケットをネジでケースに固定します。 ※ この写真は、クリックすると拡大してご覧頂けます。 |
PCケースの内部ケーブルを接続 このPCケースには、ケースのフロント(前面上部)に、電源スイッチやリセットスイッチ、USB2.0コネクタ、Audio in/out(HD AudioまたはAC97)をまとめて配置しています。 |
Audio in/out(HD AudioまたはAC97)ケーブルの接続 |
USBケーブルの接続 | PCケースに付いている起動スイッチや各種LEDケーブルの接続。 PCケースグレードアップ時に付けたスピーカの配線もここへ接続します。 ここまでがPCケースに付属のケーブル類接続方法です。 |
電源ユニットの取り付け 今回使用のPCケースは、電源ユニットを下部に取り付けるタイプで、ちょっと珍しい形でしょうか・・。 ケース内に設置したら、右写真のように後部から4本のネジで固定をします。 |
電源ケーブルの接続 電源ユニットから出ている電源ケーブルをマザーボードや各パーツへ接続をします。電源コネクタは逆向きに接続防止のため形が加工されていますが、接続する前に必ず向きを確認してください。 ATX 24pinケーブルの接続 このケーブルを接続することにより、マザーボードに主な電源を供給します。 以前はATX電源と言えば20pinだったのですが、最近のマザーボードは24pinタイプが主流に成りましたね。電源ユニットもこれに対応できる様、20pin部分と4pin部分が分かれるようになっているのが多いです。 |
EPS12V 8pinケーブルの接続 CPUに電源を供給するコネクタ。ATXメインコネクタと同じく+12Vですが、ATXメインコネクタとは独立した出力系統になっています。 |
ケースファンケーブルの接続 写真のようにマザーボードには、何か所かファン用のコネクタが設置されています。 前にも掲載していますが、CPU用には、CPUファンのケーブルを接続、ケースファン用には、ケースファンのケーブルを接続します。後電源ユニット用のコネクタなどもありますが、電源ユニットにそのケーブルが無い物も多いようですね。 各ケーブルとも、差し込み場所を間違わないように接続します。これは、モニターで回転数などを見た時に正確な数値が分からないためです。 |
今回使用したPCケースには、最初から付いていたファンケーブルは写真のような形で、直接マザーボードに接続するタイプでは無かったです。ペリフェラル4pinコネクタに接続しています。 ペリフェラル4pinコネクタとは、SATA以前に主流だったIDE規格のHDDや光学ドライブ用です。最新のパソコンでは使われなくなったコネクタですね。 ※ この写真は、クリックすると拡大してご覧頂けます。 ※ コネクタの種類については、「page03 旧メインパソコン」のページに掲載していますので、ご参照ください。 |
PCI Express電源コネクタ(ビデオカードの補助電源用)の接続 ビデオカードにもいろんなタイプがあり、6pinを挿すのとか、8pinを挿すのとかがあり、もっとハイエンドカードになると6pinコネクタが二つ付いたのもあります。 今回使用したカードは、6pinを一つ挿すタイプでした。 |
光学ドライブとHDDの搭載 光学ドライブは、上記図の3番SATA 3G_3 に接続しています。写真一番下に接続している黒いケーブルが光学ドライブを接続している Serial ATA 3.0Gb/s ケーブルです。 起動用のHDDは、上記写真2番SATA 6G_1 に接続しています。ケーブルのヘッドが白いのは、Serial ATA 6.0Gb/s ケーブルです。 HDDの増設 今のところ起動ディスク以外にデーター用として2台のHDDを増設しています。 上記写真1番の SATA 6G_E1 と、それに2番の SATA 6G_2 に接続しています。 |
光学ドライブへの接続 写真は、左側に接続しているのがSATA電源コネクタを接続しているところです。 右側がマザーボードからのSATAケーブルを接続しているところです。 最近の光学ドライブは SATA接続となり、サブパソコンの様な旧型のマザーボードでは使用できなくなりました。 |
HDDへの接続 写真は、今回搭載予定の3台のHDDを取り付けていますが、OSをインストールするまでは、一番上の起動用HDDだけに電源とマザーボードからのケーブルも接続します。 OSのインストール ここで各部のケーブル接続を確認し、OSのインストールを行います。 OSのインストールについては、page04に掲載していますので、そちらから確認をしてください。Windows XP ProfessionalとWindows 7 Professional両方のインストール方法を掲載しています。 |
ケースの組み立て いよいよ最終段階のケースの組み立てです。 ケースのグレードアップで組み込んだファンの電源ケーブルの接続も忘れずに行う事。 |
こちらは反対側の面ですが、ケース左下に余分な電源ケーブルを収納出来るようになっています。 |
PCケースの後面です。I/Oパネルからマザーボードの各種コネクタが顔を出しているか最終確認もしておきます。 | 完全に組み立てが完了したPCケースです。今まで使用していたPCケースと違い、やはりお安い品物は組み難い感じでした。 ※ この写真は、クリックすると拡大してご覧頂けます。 |
|
|
Copyright(C) shin All Rights Reserved |