OSのインストール方法 Windows XP Mode編

　Windows XP はマイクロソフトが2001年に発表した Windows シリーズのオペレーティングシステム (OS) で、一部の用途を除き2008年6月30日をもってマイクロソフトからの出荷は終了しましたが、Microsoft の販売してきたOSとしては一番長い間販売されたもので、Windows XP への対応ハード・ソフトとも数知れずありますが、Windows 7 には対応していない商品も多いのが現状かと思います。
　それを解消出来るのが無償で Microsoft から入手可能な Windows XP モードです。これを利用すれば Windows 7 では使えないと思っていたハードやソフトが使えるようになります。

　Windows XP Mode へのソフトのインストール方法

■Windows XP モードへのアプリケーションソフトのインストールは、通常光学ドライブにメディアを読ませて始まる自動インストールウィザード画面は利用できませんので、手動でのインストール開始が必要と成ります。

	1．先ず Windows XP Mode を立ち上げます。スタート画面から立ち上げても良いですが、ディスクトップにショートカットを作っておくと便利です。今回インストールするのは、DVD Copy と言うソフトです。
	2． Windows 7 の画面上にアイコンを作っているところです。このアイコンをクリックして Windows XP Mode を立ち上げても良いですね。
	3．アイコンをクリックして Windows XP Mode を起動しているところです。
	4．図は、 Windows XP Mode の画面です。ここへアプリケーションソフトをインストールしてみます。
	5．光学ドライブにインストールするディスクを入れ、スタート画面からマイコンピュータをクリックします。
	6．マイコンピュータの画面には、光学ドライブに読み込ませたアプリケーションソフトが表示されていますので、ここをクリックしてインストールウィザード画面を開始させます。
	7．DVD Copy のセットアップが開始されているところです。
	8．DVD Copy のセットアップウイザード画面が表示され、これ以後は通常のインストールと同じになります。ここでは「次へ」をクリックします。
	9．製品使用許諾契約の同意画面が表示されますので「はい」を選択します。
	10．次にユーザー情報画面が表示されますので、必要事項を入力し「次へ」をクリックします。
	11．インストール先のホルダー選択画面が表示されますが、特に変更の必要はなければ「次へ」をクリックします。
	12．再度インストール先のホルダが表示されますので「次へ」をクリックします。
	13．次へをクリックするとインストールが開始されます。
	14．セットアップ完了画面が表示されますので、「はい、直ちにコンピュータを再起動します。」を選択し、「完了」をクリックします。
	15． Windows XP Mode インストールでも掲載しましたが、この場合の再起動は、Windows Virtual PC の再起動であり、本体ＰＣの再起動の必要はありません。
	16．この仮想マシンの起動で、再起動は完了です。
	17．再度 Windows XP Mode 画面が表示されているところです。
	18． Windows XP Mode 画面に DVD Copy のアイコンが表示されました。このWindows XP Mode 画面からでも DVD Copy は使用できますが、Windows 7 から直接使用も出来ますので、そちらから DVD Copyを立ち上げてみます。 Windows XP Mode 画面を終了させます。
	19．今回の終了は、仮想マシンを休止状態にするだけに成ります。
	20．Windows 7のスタート画面から Windows Virtual PC のアイコンをクリックします。中にインストールが完了した DVD Copy のフォルダがありますので、中の起動アイコンをクリックします。
	21．図19で終了したのは休止状態ですので、警告画面が表示される場合があります。その時は「続行」をクリックします。
	22．Windows 7 の画面に直接 DVD Copy が起動してきます。
	23．これで Windows 7 の画面に直接 DVD Copy が起動し、Windows 7 にインストールされたアプリケーションソフトと同じ様に使用する事ができます。 Windows XP 対応で Windows 7 に非対応のソフトをお持ちの方は、この様に使用できる様に成りますので、挑戦してみてください。