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あなたも自作パソコンを始めてみませんか?このページを見れば、誰にでも自作のパソコン製作ができます!
 page04「パーツ・組立工程」にては、自作パソコンの組み立て方を中心に記載していますが、当副ページ「ハード関連」では、ハードパーツの機能・選択方法等を中心に記載していますので、参考にしてください。
 ビデオカードとは!


 ビデオカード「Video card」は、パソコンの画面をディスプレイに表示する為の拡張カード。ビデオボード・グラフィックカード・ディスプレイアダプタ・ディスプレイカード・ビデオアクセラレータなど様々な呼び方があります。現在は高機能化が進んでいて、多角形や円などの2Dグラフィックスの描画を高速化する2Dアクセラレート機能や、ポリゴンやテクスチャマッピングなどの3次元画像の描画を高速化する3Dアクセラレート機能、MPEG2の再生補助機能などが搭載されている製品も数多く有ります。

 VRAM
「Video RAMの略」は、ディスプレイに表示する画像データを一時的に蓄積するメモリで、表示される画像の解像度と色数は、VRAMの容量によって決定されます。画面の解像度と色数に応じたVRAM容量は次の式にて求める事ができます。
 VRAMの容量=1画面のドット数×1ドットあたりに必要なビット数
 例:横1,024ドット、縦768ドットの解像度を24ビットカラーで表示したい場合、
「1,024×768×24=18,874,368ビット=2,359,294バイト=約2.4MB」が必要なVRAMの容量と成ります。

 ビデオカードの仕様!


 ビデオカードは、ビデオチップとメモリの容量によって機能が決まります。パソコンから送り出されたデータはメモリが一時的に受け取り、ディスプレイに表示させる為です。

 代表的なビデオチップメーカーとしては、ATI 社のFGLやRADEONのチップ、nVIDIAのGeForceやQuadroのチップなどが有ります。他のメーカーは殆どこの2社のチップを搭載しています。

 後は、メモリの容量にて左右されます。現行DDR128MBあたりが一般的で、64MBとか256MBの製品も有ります。
 ビデオカードのコネクタに注意する事。これにより後のディスプレイ選択にも影響が有ります。
アナログ端子:D-Sub15ピン「青い色が付いた台形の端子」
デジタル端子:DVI-I出力端子「白い色」

 ビデオカードの選択!

  • マザーボードと規格を合わせる事。特別な製品を選択しない限り適合します。
  • 高画質を追求するならデジタル出力端子搭載を選択。デジタル出力端子搭載の製品には、アナログ端子も付いている事が多いですので、これだとどちらも接続可能にて、汎用性が高いです。
  • ビデオカードは現在1万円以下の製品から30万円近い製品まで幅が広く選択に困りますが、通常使用の場合は、2〜3万円の物で十分だと思います。ビデオカードの性能が悪いとゲームなどを行う場合、動きが極端に悪くなるので、使用目的によってはもっと高性能なものを選択しなくてはならない場合も有ります。要は何に使うパソコンかで決まります。10万円を超える製品は、グラフィックを職業としているプロ仕様で、通常ではまず使う必要は無いと思います。
  • 選択に関し前項のビデオチップを使っているか?メモリの容量は?この2点を注意して選択すれば先ず問題は無いです。メモリは最低でも64MB以上、できれば128MBの製品がお勧めです。
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