梔子

近くの、梔子の実が色づき始めていましたので撮ってみました。実が開かずに種を作るって面白いですよね。

1) 「クチナシ(梔子・山梔子)」 アカネ科クチナシ属の常緑低木。

2) 乾燥果実は、生薬・漢方薬の原料となることをはじめ、着色料など様々な利用方法があるそうです。

3) 東アジアの朝鮮半島、中国、台湾、インドシナ半島に広く分布し、日本では本州の静岡県以西・四国・九州、南西諸島の森林に自生するそうです。

4) 野生では山地の低木として自生しますが、むしろ園芸用として栽培されるほうが多い様です。

コキア

やっと秋らしくなって来て、ご近所のコキアが綺麗に紅葉していました。

1) ヒユ科ホウキギ属(バッシア属)の一年草。 和名:ホウキギ(箒木)

2) かつてはコキア属に分類されていたので、コキアと呼ばれていますが、今はバッシア属になっています。世界各地で野生化していて、日本でも帰化植物となっており、イソボウキの名で呼ばれることもあるそうです。

3) 何株かをまとめて植えると特異な景観がつくれます。ホウキギの和名のとおり、刈り取って陰干しして、草ボウキをつくるのに利用されます。

紫御殿

夏場によく花が見られるムラサキゴテン、我が家のは、まだ咲き続けています。でも、もうお花も終わりでしょうね。

1) 「ムラサキゴテン(紫御殿)」 ツユクサ科ムラサキツユクサ属(トラデスカンチア属)の多年草。 別名:セトクレアセア、パープル・ハート

2) 基本種はメキシコで、その園芸品種がこのお花だそうです。

3) 以前はセトクレアセア属に含まれていたので、セトクレアセアの名の方が馴染み深い植物でしょうか、花はホワイトベルベットによく似ていますよね。

4) 少し引いて撮ってみましたが、まだかなりの数の花を咲かせていました。

秋明菊

早いもので今日から11月ですね。私も退院してから一月以上経ちましたが、今でも余り歩けない状態です。そこで今が盛りと咲いていた白いシュウメイギクの掲載です。ピンクと言うかアズキ色の様なシュウメイギクの方は、入院中に枯れかけ、何とか持ち直してくれましたが、今年は花は無理な感じです。

1) 「シュウメイギク(秋明菊)」キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)の多年草。

2) わが国へは古い時代に中国から入り、京都の貴船地方に野生化したものが見られます。これがキブネギクで、本来のシュウメイギクだそうです。

3) キブネギクと呼ばれるシュウメイギクは、赤花八重咲きと呼ばれるタイプだそうです。

4) こちら全景で、ほゞ満開状態です。花びらのように見えるのは萼片ですので、花もちが良く、最初に咲いたお花もまだ残っていました。