白詰草

雨上がりで元気いっぱいのクローバーを撮ってみました。
長雨のせいで、少し傷んだお花もありましたがね。

1) 「シロツメクサ(白詰草)」 マメ科シャジクソウ属の多年草。別名:クローバー

2) 原産地はヨーロッパで、日本各地に帰化して自生し、人里・田畑から市街地まで幅広い環境に適応しているようです。

3) 漢字表記の「白詰草」は、幕末、オランダから長崎に輸入されたガラス器を衝撃から守るため、乾燥したクローバーを緩衝材として使用していた。そこでクローバー全体を指す名称として「詰草」という日本語が生まれたそうです。

4) こちらはわずかに桃色を帯びたお花達です。

5) 白花も良いですが、この様な色合いも可愛らしいですね。

6) 桃色を帯びた花は、この一角に纏まって咲いていました。

海老根

我が家のエビネが花盛りに成って来ました。
園芸品種ですが、比較的原種に近い色合いかと思います。

1) 「エビネ(海老根)」 ラン科エビネ属の多年草。別名:ジエビネ、ヤブエビネ

2) 日本、朝鮮半島南部、中国の江蘇省、貴州省に分布し、日本では北海道西南部から沖縄島までに分布しているそうです。

3) 地下には球根のような偽鱗茎(バルブ)というものが10個前後連なっていて、エビの背のように見えることから、エビネと呼ばれているそうですね。

4) こちらは全景です。数鉢あるはずなのですが、二鉢だけ咲いていました。

赤花夕化粧

今朝は、小雨の降る夜明けで、早朝散歩は中止です。
そこで先だって撮って来ていたユウゲショウの掲載です。

1) 「ユウゲショウ(夕化粧)」 アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。別名:アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)

2) 原産地は南米から北米南部で、日本には、明治時代に観賞用として移入されたものが、日本全国に野生化しており、道端や空き地でもよく見かけますね。

3) 別名のアカバナユウゲショウは、正式名称のユウゲショウが、オシロイバナの通称と紛らわしいので、使われることがあるそうです。

クリーピングタイム

近くの公民館でクリーピングタイムが見事に咲いていましたので撮って来ました。
グランドカバーにも良い感じで、お花も可愛らしいかなって思います。

1) 「クリーピングタイム」 シソ科イブキジャコウソウ属の多年草。別名:ヨウシュイブキジャコウソウ(洋種伊吹麝香草)、ワイルドタイム等

2) 原産地は、ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアで、クリーピングタイムが属するイブキジャコウソウ属の仲間は、北半球に約350種が分布しており、日本にはイブキジャコウソウが、北海道、本州、九州に自生しているそうです。

3) アップで見ても可愛らしく、シソ科らしいお花かなって思います。

4) こちらは、我が家のですが、同じ種類なのか、タチジジャコウソウなのか不明です。どちらも似た感じで分かり難いですね。それにこのお花、一旦殆ど枯れかけたのですが、少しだけ残っていた部分を植え替えて、やっとこれだけの株に成りました。時々は株分けして植え替えないと駄目みたいです。

大手毬・小手毬

今回は、ご近所で咲いていたオオデマリと公園で咲いていたコデマリの掲載です。名前が似ているので同じ仲間と思いがちですが、オオデマリは「スイカズラ科」で、コデマリは「バラ科」です。

1) 「オオデマリ(大手毬)」 スイカズラ科ガマズミ属の落葉性低木。別名:テマリバナ、ジャパニーズ・スノーボール

2) オオデマリはヤブデマリの花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったものだそうです。

3) こうして見ていても清楚感じで素敵な花木だと思います。

4) 「コデマリ(小手毬)」 バラ科シモツケ属の落葉性低木。

5) 原産地は中国南東部で、古い時代に渡来した帰化植物だそうですね。

6) こうして一面に咲いていると、オオデマリとはまた違った感じの可愛らしさがあるかと思います。