花衝羽根空木

今回のお花は、近くの公民館で咲いていた斑入り葉アベリアの掲載です。普通のアベリアも素敵ですが、この斑入り葉アベリアもまた違う感じで綺麗かなって思います。

1) 「アベリア」 スイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑低木。 和名:ハナツクバネウツギ(花衝羽根空木) 別名:ハナゾノウクバネウツギ(花園衝羽根空木)

2) アベリアは、19世紀中期にイタリアで作出された交配種で、両親の長所である四季咲きといえるほど長い開花期や、半常緑でありながら寒さに強いという特徴を受け継いだ、優秀な園芸品種だそうです。

3) このアベリアは、多分、‘フランシス・メイソン’と言う品種かと思います。葉の縁に大きく黄色の斑が入り、特に春と秋に色が冴えるそうです。花は白色で、斑が入る以外は一般のアベリアとほぼ同じ性質だそうですね。

4) こちらがほぼ全景ですが、斑入り葉が目立ち、お花が余り目立たない品種かと思いました。

ミセバヤ

今回は、我が家で咲き出したミセバヤの掲載です。冬場でも外に置きっぱなしなのですが、何とか冬を超え毎年花を咲かせてくれます。

1) 「ミセバヤ」 ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草。 別名:タマノオ(玉緒)

2) ミセバヤは日本古来より万葉の植物として親しまれている多年草です。各地に野生化していますが、現在では自生地は少なく、香川県小豆島の寒霞渓のみでしたが、近年奈良県内で別の自生地が発見されました。変種まで含めると、エッチュウミセバヤが富山県の河川上流の山岳地帯に見られるそうです。

3) 古典植物として古くから親しまれ、観葉植物としての観賞価値も高く、多肉植物の1品としても多くの園芸家に親しまれているそうです。

2) こちらが全景ですが、2枚目のお花は、違う鉢で咲いていたものです。

石蕗

我が家のツワブキが咲き出しました。まだ咲き出したばかりで、蕾も残っていますので、今暫く楽しめそうです。

1) 「ツワブキ(石蕗、艶蕗)」 キク科ツワブキ属の常緑多年草。

2) 和名のツワブキの由来は、艶葉蕗(つやはぶき)、つまり「艶のある葉を持ったフキ」から転じたとする説のほか、厚葉蕗(あつはぶき)、つまり「厚い葉を持ったフキ」から転じたとする説などがあるそうです。

3) 真上から撮ったお花です。

4) こちらが全景で、日当たりが悪いものか、これ以上の株に育たないです。

花期の長いお花

今回は、4月頃から咲き始めて、まだ咲き続けているトレニアの掲載です。花期の長いお花って、それだけでも魅力がありますね。

1) 「トレニア」 ゴマノハグサ科ツルウリクサ属(トレニア属)の一年草または多年草。

2) 東南アジア原産で、交雑による色んな園芸品種が出回っていますが、一般的に「トレニア」と呼ばれているのは、トレニア・フルニエリだそうですね。

3) 色んな花色があるそうですが、この青紫のお花も可愛らしいと思います。

4) こちらがほぼ全景ですが、まだいっぱいの花を咲かせていました。

原種ガーベラ ヤメソニー

花友達のお宅で咲いていた原種系に近いガーベラで、原種ガーベラ ヤメソニーの掲載です。細い花びらが印象的でした。

1) 「原種ガーベラ ヤメソニー」 キク科ガーベラ属の多年草。

2) 南アフリカ原産で、赤色で花弁が細く、枚数も少ないのですが、ほかのいくつかの原種との交配により、多数の園芸品種が育成され、毎年のように新品種が生まれているそうです。

3) 目を引く赤い小輪の花を次々と咲かせ、四季咲き性があり、繰り返し咲いて、花期の長い花だそうです。

4) こちらが全景です。原種系は、ガーベラの中では華やかさには劣るかも知れませんが、清楚な感じで可愛らしいと思います。