藪枯らし

昨日朝日を撮った帰り道で見かけたヤブランです。
早朝のせいもあり、花は散っていましたが、もう実が生っていました。

1) 「ヤブガラシ(藪枯らし)」 ブドウ科ヤブガラシ属のつる性多年草。別名:ビンボウカズラ(貧乏葛)

2) 北海道西南部から南西諸島まで分布し、関東以北はすべて3倍体で実を付けないが、中部以西には実を付ける2倍体もあります。球状の液果で、最初薄緑色のものが白く成り、それが水色に変わり、最後には熟して黒色になります。

3) 花は直径約 5㎜で薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約 3㎜の橙色の花盤が残ります。この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まるようです。

4) こちらには、緑の実と白の実、それに水色の実が生っていました。