山法師

梅雨真っただ中、今朝も雨の夜明けです。
そこで先だって撮っていたヤマボウシの掲載です。

1) 「ヤマボウシ(山法師)」 ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の高木。

2) 中国、朝鮮半島、日本の本州から琉球列島に分布し、江戸時代には欧米へ渡り観賞樹木として栽培されています。

3) 同じ属のハナミズキに比較すると開花時期が遅く、葉が出たあとに枝先に開花するので華やかさは少ないのですが、梅雨どきの花木としては価値が高い存在です。それに、花のように見えるのは本来の花弁ではなく、ハナミズキと同様、総苞片です。そのため比較的花の観賞期間も長いのが特長です。

4) 果実は8月から9月に紅橙色に熟し、果肉は粘質で甘く生食できてシャリシャリとした触感で美味しいです。花も実も楽しめる素敵な花木だと思います。