今回は、朝日を撮っている公園で咲いていたトベラの掲載です。雌雄異株で、雌株を撮り忘れていたものか、一日遅れで撮って来ました。

1) 「トベラ(扉)」 トベラ科トベラ属の常緑低木。 別名:トビラノキ(扉の木) 雄株 

2) 枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」とよばれ、これが転訛してトベラとなったそうです。ヒイラギと同じ役割ですね。

3) この雄株は、雄蕊が発達し、雌蕊は退化しています。

4) 「トベラ(扉)」 トベラ科トベラ属の常緑低木。 別名:トビラノキ(扉の木) 雌株

5) 雄株と違い雌株は、雄蕊が退化し、その分雌蕊の子房の部分が大きく膨らんでいます。

6) 雄株も雌株も同じで、花は径2cmほどの5弁花で香りがあり、はじめ白色ですが、咲き進むにつれ黄色くなります。