松葉菊

今回は、満開状態だったマツバギクの掲載です。我が家の白いマツバギクは、今年はまだ咲いていないようです。

1) 「マツバギク(松葉菊)」 ハマミズナ科ランプランサス属、デロスペルマ属の多年草。 品種名:デロスペルマ・クーペリー

2) マツバギクの名前で出回っているものは、メセン類のなかの主にランプランサス属(Lampranthus)のいくつかの種や交配種ですが、多種多様で似たようなものも多く、どこまでをマツバギクと呼ぶかは明確ではないようです。いろいろな種類が「マツバギク」の名前で流通し、品種名はなく、商品名が色々あるようです。

3) ランプランサス属には180種ほどがありますが、まとまりに欠ける属で、苗の流通が多いのは花色が豊富な交配種のスペクタビリス種(L. spectabilis)で、これは春咲きの半耐寒性常緑種で、低木状に育つそうです。

4) こちらがほゞ全景ですが、デロスペルマ属(Delosperma)の一種クーペリー(D. cooperi)が、-15℃でも越冬するので「耐寒マツバギク」と呼ばれ、這い性で開花期間が長く、6月から10月に濃い桃色の花を咲かせます。このお花もその種でしょうかね。