山芍薬

我が家のヤマシャクヤクですが、今年は1輪しか咲いてくれませんでした。新芽3-4茎出ていたのですが、花付きが良くなかったようです。

1) 「ヤマシャクヤク(山芍薬)」 ボタン科ボタン属の多年草。

2) ヤマシャクヤクは本州、四国、九州および朝鮮半島に分布し、山地や深山の林床に生える野生のシャクヤクです。

3) 春に発芽すると同時に、二叉に分かれた葉に包まれるように蕾を伸ばします。葉が開いたのち、白い5弁の花を1茎に1輪咲かせます。花は5cm前後の大輪で、白い花弁に黄色の葯がとてもよく目立ち、美しいものですが、2~3日で散る短命花でもあります。

4) こちらが全景ですが、葉だけで花の咲かなかった茎もあり、1輪だけとは寂しいですね。

石楠花

今回のお花は、ご近所で撮らせて頂いたシャクナゲのお花の掲載です。独特の雰囲気を持つお花で、華やかな感じかと思いました。

1) 「シャクナゲ(石楠花、石南花)」 ツツジ科ツツジ属の低高木。 別名:ロードデンドロン、西洋シャクナゲ

2) ヨーロッパ、アジア、北アメリカ原産で、シャクナゲの原種が19世紀中期、プラントハンターによって中国から西欧にもたらされ、その花の美しさと豪華さで当時の人々を驚嘆させ、数多くの交配が行われたそうです。

3) 近年は、屋久島原産のヤクシマシャクナゲが交配親に使われ、小型で花つきがよく、育てやすい品種も作出されているそうです。

4) このお宅のは、鉢植えで育てられていましたが、奇麗なお花を咲かせていました。最近歳のせいか、百合の植え替えが億劫に成って来て、こう言った花木に植え替えようかと思っています。

ナルキッスス・バルボコディウム

今回は、我が家で咲きだしたナルキッスス・バルボコディウムと言うか、ペチコートスイセンと言う名前の方が分かり易いですかね。

1) 「ナルキッスス・バルボコディウム」 ヒガンバナ科スイセン属(ナルキッスス属)の多年草。 別名:ペチコートスイセン

2) ヨーロッパ南西部や北アフリカに広く分布し、自生地の気候は雨季と乾季がはっきりしており、日当たりのよい草原や岩場に生えることが多く、自生地によっては雨季に水没するような場所に生えていることもあるそうです。

3) 秋の中ごろから葉を伸ばして、葉を成長させながら冬を越します。このころから花芽が見え始め、早春のころには花冠の広がった黄色いペチコートのような花を、1茎に1花開きます。晩春のころより葉が枯れ始めて落葉し、夏の間は休眠(夏眠)します。

4) こちらが全景ですが、この黄色いペチコートスイセンは、花付も良く、よく増えるのですが、白花種のナルキッスス・カンタブリクスは、なかなかお花を咲かせてくれません。何が気に入らないのか分からないです。

カロライナジャスミン

朝日を撮っている公園からの帰り道で咲いていたカロライナジャスミンを撮って来ました。まだそれ程たくさんは咲いていませんでしたが、華やかな色合いで奇麗ですよね。

1) 「カロライナジャスミン」 ゲルセミウム科ゲルセミウム属のつる性低木。

2) 北アメリカ南西部、亜熱帯・熱帯アメリカ原産で、自生地のサウスカロライナ州では州の花とされているそうです。

3) 香り高い花木として知られるハゴロモジャスミンやマツリカ、ソケイなどが含まれるジャスミンの仲間(モクセイ科ソケイ属)の花に似ていますが、まったく異なる種類のお花だそうです。

4) こちらは少し引いて撮ったものですが、可なりの高さまで伸びていました。でも、まだお花は、五分咲き位で、これからが見頃になるのでしょうかね。

染井吉野

今満開に近い状態に成って来たソメイヨシノを、幹から直接花穂を出して咲いたお花たちです。この先方、アップで撮るのには好きなのですよね。

1) 「ソメイヨシノ(染井吉野)」 バラ科サクラ属の高木。

2) 母をエドヒガン、父を日本固有種のオオシマザクラの雑種とする自然交雑もしくは、人為的な交配で生まれた日本産の栽培品種のサクラだそうです。

3) 和名ソメイヨシノの由来は、幕末のころに、江戸の染井村で植木職人らによって売り出され、全国に広がったことにちなむそうです。

4) 樹木いっぱいに咲いたソメイヨシノも魅力的ですが、こうしてアップで見るソメイヨシノも可愛らしいですね。