侘助

少し離れた所にあるお寺で咲いていたワビスケです。塀越しに撮ったものか、余り奇麗には撮れませんでした。

1) 「ワビスケ(侘助)」 ツバキ科ツバキ属の中高木。 別名:シロワビスケ(白侘助)

2) 侘助とは小ぶりの葉と花がつく椿の品種の一つで、一重咲きの侘助は「わび」と「さび」の象徴的な花として茶席でよく登場する椿だそうです。

3) 千利休がもっとも愛した花ともいわれており、茶道との関係が深い植物だそうですね。

4) ワビスケにも色んな色の花があるそうですが、私は、この白花種が好みです。

黄金柾

今回の植物の実で、近くの公民館で撮った黄金マサキです。選定をしていたものか、黄金マサキと言われるような葉が少なかったです。

1) 「オウゴンマサキ(黄金柾)」 ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。

2) 実が弾けて飛び出した種、橙赤色で奇麗な色合いですよね。

3) 若い葉は黄色になり成熟するにしたがって緑色になります。果実は球形で12月ごろになります。葉が観賞価値が高く庭木によく利用されるようです。

4) 少し色合いの奇麗な葉も残っていました。

植物の実が続きますが、今回もトベラの実の掲載です。

1) 「トベラ(扉)」 トベラ科トベラ属の常緑低木。 別名:トビラノキ

2) 実が弾けて、中なら赤い種が見えていました。

3) 枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」とよばれ、これが転訛してトベラとなったそうです。

4) 熟した果実から粘液が付着した種子が露出するのが特徴です。

ピラカンサ

今回も昨日に続いての赤い実です。今の時期、お花が少ないものか、如何してもこうした実の掲載になってしまいますね。

1) 「ピラカンサ」 バラ科トキワサンザシ属の低木。 和名:トキワサンザシ 別名:ピラカンサス

2) 数種類をまとめてピラカンサと呼んでいます。日本には明治時代に導入されましたが、果実が美しく、特別な管理をしなくてもよく育つため、広く普及しているそうです。

3) この実は、ヨーロッパ南部からアジア南西部に自生するトキワサンザシで、秋には鮮やかな赤色の果実を多数つけます。

4) ピラカンサの中には、タチバナモドキと言い、中国西部に分布し、果実はオレンジ色の物もあります。

柊黐

今回は、散歩の途中で見かけたヒイラギモチです。冬になると赤い丸い実をつけ、クリスマスの装飾用としても使われます。

1) 「ヒイラギモチ(柊黐)」 モチノキ科 モチノキ属の常緑低木。 別名:チャイニーズホーリー、シナヒイラギ(支那柊)、ヤバネヒイラギモチ(矢羽柊黐)

2) 中国、朝鮮半島南端部原産で、クリスマスホーリーの名でも流通している事もありますが、本来はセイヨウヒイラギ(西洋柊)がクリスマスホーリーだそうです。

3) 名前の由来は、ヒイラギ(柊)に似ていて、モチノキ科モチノキ属であることから名づけられたそうです。

4) ヒイラギモチは、ヒイラギ(柊)とは異なる種ですが、ヒイラギのようなトゲトゲとした葉をもち、ヒイラギモドキの別名もあるそうです。