カランコエ

このところ雨の夜明けが続いていましたが、今朝は、雨こそ止みましたが、どんよりとした曇り空の夜明けです。
今回のお花は、以前霜で半分枯れかけた 金のなる木 を掲載しましたが、初めて花が咲きました。金のなる木だと思っていたのは間違いで、カランコエの一種の様です。

1)「カランコエ」 ベンケイソウ科リュウキュウベンケイ属(カランコエ属)和名:リュウキュウベンケイ(琉球弁慶)

2)今まで花が咲いたことが無かったものか、気が付かなかったのですが、この花を見ると 金のなる木 ではないですね。

3)調べてみると、どうも カラエンコ の一種の様です。品種名は不明です。

4)半分霜で枯れかけましたが、今はこの様な状態に成っています。

姫女菀

そろそろ ハルジオン の季節が終わり、ヒメジョオン の咲く季節に成りましたね。
どちらも可愛らしいお花ですが、私的には ハルジオン の方が好みかも・・。

1)「ヒメジョオン(姫女菀)」 キク科ムカシヨモギ属の一年草。

2)北アメリカ原産で、日本には1865年頃に観葉植物として導入され、明治時代には雑草となっていたそうです。

3)ヒメジョオンとハルジオンは花がよく似ていて混同されやすいですが、ヒメジョオンの方が背が高く、花は小さくて数が多く、根本がすっきりしています。これに対して、ハルジオンは、背は低く、花は大きくて少なく、根本に葉があり、また、ハルジオンの蕾は下を向いて項垂れているような特徴があります。分かりにくい場合は、茎を折ってみるといいです。ヒメジョオンの茎には空洞がありませんが、ハルジオンの茎には真ん中に空洞があります。

4)でも、雑草とは言え、こうしてアップで見ると可愛らしいですね。

ブラシノキ

今回のお花は、朝日を撮っている公園の近くのお宅で咲いていたものです。
ブラシノキって、本当に試験管等を洗っていたブラシにそっくりですね。

1)「ブラシノキ」 フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。別名、カリステモン、ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)

2)オーストラリア原産で、観賞用に栽培されています。

3)花弁は緑で小さくて目立ちませんが、赤(ときに白)の長い花糸が目立ち、穂状花序をなし、花序全体がブラシのように見えます。

4)本当に面白い形をしたお花ですよね。

今朝も起きる事が出来ず、早朝散歩は中止です。
こちらは、先だって撮って来ていたトベラの花の掲載です。

1)「トベラ(扉)」 トベラ科トベラ属の常緑低木。

2)このトベラは雌雄異株で、この写真は雌株です。

3)雌花の雄蕊は、蘂の発達が悪く、子房の部分が大きく膨らんでいます。

4)こちらは、トベラの雄株です。

5)雄花は、雌蕊が殆ど見えず、雄蕊が大きくなります。

6)和名は、枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに魔よけとして戸口に掲げられ、そのため扉の木と呼ばれ、これがなまってトベラとなったそうです。

片喰

今朝は、昨晩遅くまで野暮用をしていたものか、起きる事が出来ませんでした。
やはり4時起きは、早めに寝ないと起きるのが辛いですね。
こちらのお花は、今回も雑草の花で、カタバミの掲載です。

1)「カタバミ(片喰、酢漿草、傍食)」 カタバミ科カタバミ属の多年草。

2)近年、よく似たオッタチカタバミという帰化種が急増していて、古い図鑑には掲載されていないため、カタバミと誤認されやすいようです。

3)オッタチカタバミは、全体に白い毛が多く、果実の柄が斜めに下がり、カタバミには小さい托葉があるのに対し、オッタチカタバミの托葉はハッキリしないのが違いだそうです。

4)「ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)」 カタバミ科カタバミ属の多年草。

5)南アメリカ原産で、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化しています。

6)こうしてみると可愛らしいお花なのですが、環境省により要注意外来生物に指定されているそうです。

7)「アカカタバミ(赤傍食・赤酢漿草)」 カタバミ科カタバミ属の多年草。

8)カタバミと同じく黄色の花が咲きます。葉は赤紫色を帯びハート型をしていて、花の中心に濃く赤い輪があります。

9)葉が緑色のものはカタバミですが、中間の色合いのものをウスアカカタバミ(薄赤方喰)というそうです。これは、育つ環境の差も有るでしょうからアカカタバミとの見分け方は難しそうですね。