落花生

ラッカセイの花が咲き出していました。
この植物、花は地上で咲きますが、受粉すると子房柄(子房と花托との間の部分)が下方に伸びて地中に潜り込み、子房の部分が膨らんで地中で結実すると言う、変わった実の生り方です。

1)「ラッカセイ(落花生)」 マメ科ラッカセイ属の一年草。 別名:ナンキンマメ(南京豆)、ピーナッツ

2)このラッカセイの花、いかにもマメ科らしいお花ですよね。

3)分かり難いですが、咲いた花の後ろ、受粉して地中に潜ろうと子房柄が伸びているのが映っています。

4)原産地は南アメリカ大陸で、日本には東アジア経由で1706年にラッカセイが伝来し「南京豆」と呼ばれたそうです。

昼顔

今回のお花は、これからいっぱい咲き出すヒルガオを撮って来ました。
優しい色合いで可愛らしく、雑草と呼ぶには可愛そうなお花ですね。

1)「ヒルガオ(昼顔)」 ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性の多年草。

2)アサガオ同様朝開花しますが、昼になっても花がしぼまないことから付いた名前だそうです。

3)地上部は毎年枯れ、春から蔓が伸び始め、夏にかけて道ばたなどに繁茂します。夏に薄いピンク色で直径5~6cmの花を咲かせますが、アサガオと違って、鑑賞用に栽培されることは殆ど無いようですね。

白丁花

今朝はすっかり寝坊をしてしまい、早朝散歩は出来ませんでした。
出来れば、夕方にでも歩きたいとは思うのですが、暑さが・・?
こちらは、昨日撮って来ていたハクチョウゲのお花です。

1)「ハクチョウゲ(白丁花)」 アカネ科ハクチョウゲ属の常緑低木。

2)花期的には、もう終わりのお花ですが、撮り忘れていたものです。

3)ハクチョウゲという和名の由来は、その花が丁字型の白い花を付けるところから来ていて、白鳥とは関係がなく、単なる当て字だそうです。

4)この公園には、淡いピンクがかったお花もあるのですが、そちらは完全に終わっていました。残っていたのは、この純白種だけでした。

風蘭

我が家のフウランが2輪だけですが咲いてくれました。
連れて来て3年目、花期としては2回目なのですが、昨年は撮り損ない
今年こそはと思っていたのですが、花数が少なかったです。

1)「フウラン(風蘭、富貴蘭)」 ラン科フウラン属の着生植物。

2)日本原産のラン科植物のひとつで、花が美しく、香りもよく、観賞用に栽培されています。

3)園芸品種もありますが、野生では絶滅危惧II類に入っているそうです。

4)こちらが全景で、普段はイヌマキの枝に吊り下げているのですが、写真を撮るためにおろしました。

白鷺蚊帳吊

今回のお花も我が家で咲き出したもので、これから秋まで花期の長いお花です。
コウホネと一緒のプランターで育てているのですが、毎年可愛らしいお花を咲かせてくれます。

1)「シラサギカヤツリ(白鷺蚊帳吊)」 カヤツリグサ科リンコスポラ属(ディクロメナ属)の常緑性多年草。 別名:シューティング・スター

2)白く色づいている細長い三角形のものは苞で、実際の花は小さく、それほど目立ちません。

3)苞は5~7枚、長さ5~10cmで大小があり、中心から半分くらいまでが白くなって、これが花のように見えます。

4)こちらが全景で、コウホネを育てているプランターに細長い鉢で、半分くらい水に浸かっている状態です。それに常緑性多年草となっていますが、我が家のは外に出したままなものか、冬場は地上部が殆んど枯れますので、一旦短く切ってしまっています。また春になると芽を出してきて、今頃になると花を咲かせ出します。