細葉沙参

今回のお花は、猪名川水系で見られる花々のコーナーで咲いていたものです。
名前を調べていたのですが、多分、サイヨウシャジンかなって思います。

1) 「サイヨウシャジン(細葉沙参)」 キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。別名:ツリガネニンジン等

2) 名前は、沙参はツリガネニンジンの生薬名で、細い葉のツリガネニンジンの意味だそうです。

3) 「ツリガネニンジン」の近縁ですが、ツリガネニンジンとは花冠の先端がすぼまることと、雌しべが花冠から明瞭に突出することなどにより区分できるそうです。

4) 本州の中国地方以西、九州、琉球、中国に分布し、平地から山地で生育しているそうです。

這蓍萩

今回のお花は、朝日を撮っている公園で雑草の様に咲いていたハイメドハギです。
でも、よく似た種類にメドハギと言うのもある様で、こちらはもっと草丈が高く成るようです。

1) 「ハイメドハギ(這蓍萩)」 マメ科ハギ属の多年草。

2) 花は、葉腋に数個ずつ咲き、長さ6~7mmの蝶形花、白黄色で旗弁の紫色の斑紋があり、斑紋はメドハギより大きく目立ちます。

3) メドハギの変種で、茎の下部が地を這う様に伸びていきます。茎は硬く木質化しますが、年を越えず、翌年はまた地下から茎が出ます。

4) 少し引いて撮ってみました。ハギ属と言っても、余り奇麗なお花では無かったです。

今回は、ススキの穂がかなり開いてきたものか、撮ってみました。
花の咲いている部分もありましたが、これからの部分も多かったです。

1) 「ススキ(芒、薄)」 イネ科ススキ属の多年草。別名:カヤ(茅)、尾花とも言い秋の七草の一つ。

2) 全国に分布し、日当たりの良い山野に生息します。夏緑性で、地上部は冬には枯れるのが普通ですが、沖縄などでは常緑になり、高さは5mに達します。その形ゆえに、たまにサトウキビと勘違いする観光客がいるそうです。

3) 国外では朝鮮半島・中国・台湾に分布するほか、北米では侵略的外来種として猛威をふるっているそうです。

4) この風景、秋の風物詩ですかね。

玉簾

昨日は一日中雨でしたが、今朝はどんよりとした曇り空の夜明けです。
早朝散歩はお休みしたものか、我が家で咲いていたタマスダレの掲載を・・。

1) 「タマスダレ(玉簾)」 ヒガンバナ科タマスダレ属の多年草。別名:レインリリー

2) 和名の由来は、白い小さな花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾」に例えたことによるそうですね。

3) こうして集まって咲くと可愛らしいかなって思います。

4) こちらがほぼ全景ですが、プランターに植え、ブロック塀に引っ掛けています。

虎杖

今回も天神川の土手で咲いていたお花の掲載です。
これもよく見かけるイタドリのお花ですが、満開状態でした。

1) 「イタドリ(虎杖)」 タデ科ソバカズラ属の多年草。雌雄異株。別名:スカンポ(酸模)等地方によりさまざまな呼び名があるそうです。

2) 和名イタドリの語源は、傷薬として若葉を揉んでつけると血が止まって痛みを和らげるのに役立つことから、「痛み取り」が転訛して名付けられたというのが通説になっているそうです。

3) 子供の頃、この様な細いイタドリではなく、太いイタドリをよく食べた思い出があります。

4) 冬期は地上部のみが枯死して地下部の地下茎や根のみが越冬し、春、タケノコのような赤紅色の新芽が地上から直立して生え、茎は下部で直立し、上部は斜上して多くの枝に分かれ、高さ20〜150cm、まれには3mを超えることもあるそうです。