大犬の陰嚢

悪天候ばかり続いて、今朝も小雨の夜明けでした。そこで先だって撮っていたオオイヌノフグリの掲載です。

1) 「オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)」 オオバコ科クワガタソウ属の越年草。 別名:星の瞳、瑠璃唐草

2) 路傍や田畑の畦道などに見られる雑草。特に、湿ったところで多く見られるそうです。

3) ヨーロッパ原産で、日本に入ったのは明治初期と推定され、1884年あるいは1887年に東京で見られてから急速に拡大し、1919年頃には全国的にありふれた草になった様です。

4) 可愛らしいお花ですのに、名前が可哀そうですよね。

姫立金花

今朝も小雨の夜明けでした。菜種梅雨と言われる時期なのでしょうかね。そこで我が家で一輪だけですが、咲いていたヒメリュウキンカの掲載です。

1) 「ヒメリュウキンカ(姫立金花)」 キンポウゲ科キンポウゲ属(ラナンキュラス属)の多年草。

2) ヒメリュウキンカはイギリスやヨーロッパ大陸の山地の湿った草原や湖沼畔に生える、小型のキンポウゲの仲間です。リュウキンカの名を冠していますが、リュウキンカ属ではなく、キンポウゲ属の植物だそうです。

3) 夏に地上部がない夏眠性の植物で、地下に塊根がタコ足状に数本あります。秋が深まるころから芽を出し始め、冬の間も少しずつ芽を伸ばして葉を開きます。春に次々と咲く黄色の6~8枚の花弁は萼花弁で、キラキラと太陽に輝かせながら開くさまは、あたかも小型のリュウキンカのようです。

4) こちらが全景ですが、蕾もあり、これからも楽しめそうです。

シャコバサボテン

今朝もどんよりとした曇り空で、早朝散歩は諦めました。そこで我が家で咲きだしていたシャコバサボテンの掲載です。

1) 「シャコバサボテン」 サボテン科カニバサボテン属(シュルムベルゲラ属)の多年草。 別名:デンマークカクタス

2) 日本で一般に出回っているのは、リオ・デ・ジャネイロ付近原産のシャコバサボテンと、カニバサボテンのほか、クリスマスカクタスなど、両種を中心とした交雑種だそうです。

3) 別名のデンマークカクタスと言う名前は、一時期、デンマークで多くの新品種が作出された為、この様に呼ばれる様になったそうです。

4) 少し引いて撮ってみましたが、日当たりの良い方向だけ花が咲いていて、あとの半分は全然咲いていませんでした。

胡瓜草

昨日、八重のスイセンを撮りたくて出かけてみたのですが、日曜日で車を置いていたものか、撮ることが出来ませんでした。そこで、帰り道に見かけて撮ったキュウリグサの掲載です。

1) 「キュウリグサ(胡瓜草)」 ムラサキ科キュウリグサ属の越年草。

2) 日本全土に分布すし、道端や畑、畦道などあらゆるところで見かけます。小さなお花ですが、アップで撮ると可愛らしいですよね。

3) 和名は、葉をもむとキュウリのような匂いがすることに由来します。

4) 園芸植物としても知られるワスレナグサとは近縁で、花や花序の姿がよく似ていますが、ワスレナグサの花の直径が1cmほどであるのに対し、キュウリグサの花は2㎜と、はるかに小さいです。

クリスマスローズ

我が家の「ガーデン・ハイブリッド種」のクリスマスローズがやっと咲きだしました。本当は純白の花なのですが、咲きだしたばかりで、花色が緑がかっていました。

1) 「クリスマスローズ」 キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)の多年草。 品種:ガーデン・ハイブリッド種

2) ガーデン・ハイブリッド種は、無茎種(茎がなく、根茎から葉柄と花柄が別々に伸びる)のヘレボルスで、無茎種の原種を交雑させてできた園芸種を指すそうです。

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3) ヘレボルス・オリエンタリスが主要な交配親として用いられていたため、以前はオリエンタリス・ハイブリッドと呼ばれていたそうです。

4) こちらがほゞ全景ですが、分かり難いですが、無茎種と言うのは、花柄と葉柄が別々に芽吹き、ヘレボルス・ニゲルと違い、花は下向きに咲きます。