雑草の花

今回は、雑草の花2種類です。
どちらも今が盛りと色んな所で咲いているのを見かけますね。

1)「ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)」 キキョウ科キキョウソウ属の一年草。

2)北アメリカ原産で、日当たりの良い草地や荒地などで見られます。

3)花は直径1.5cm~1.8cmの5弁花で、茎の最上部に淡青紫色の花を1つ咲かせます。葉腋から出る下部の花はすべて閉鎖花です。良く似たお花に キキョウソウ(桔梗草)がありますが、こちらは、花を数多く咲かせ、葉が心形で茎を抱くなど ヒナキキョウソウ との違いがあります。

4)「トキワハゼ(常磐爆)」 ハエドクソウ科(旧:ゴマノハグサ科)サギゴケ属の一年草。

5)我が家のプランターに何時の間にか居ついていたお花です。

6)和名は、葉が常にほぼ一年中あって、さらに果実がはぜる様子に由来するそうです。

姫檜扇

今我が家で、一番目だって咲いているヒメオオギのアップです。
最初は2種類の花だったのですが、白花が色抜けして3種類に成ってしまいました。

1)「ヒメヒオウギ(姫檜扇)」 アヤメ科フリージア属 別名:ヒメヒオウギアヤメ(姫檜扇菖蒲)、アノマティカラクサ

2)南アフリカ原産で、日本へは大正期に入り、観賞用に栽培されたそうです。

3)花は6弁花で、花びらは下の3枚のつけ根に黒みがある紅色の斑紋が入ります。

4)こちらは色違いで、紅色の品種です。

5)かつてはラペイロウジア属(Lapeirousia)、あるいはアノマテカ属(Anomatheca)に分類されていましたが、現在はフリージア属(Freesia)に成っているそうですね。

6)ヒオウギを小型にしたような可憐な花姿が魅力ですが、ただし、ヒオウギとは属が異なります。

7)元々我が家は無かった色で、種から育ったものが、花びら下3枚の斑紋が抜けてしまったようです。

8)後、ピンクとか、他の色のお花もあるようですが、我が家のはこれだけです。

車輪梅

今回の花は、少し前に撮ったものですが、シャリンバイのお花です。
お花も素的ですが、シャリンバイは、実も綺麗ですね。

1)「シャリンバイ(車輪梅)」 バラ科シャリンバイ属の常緑低木。

2)原産地は、日本(東北地方南部以南)、韓国、台湾までの海岸近くに分布し、庭木や公園樹として植栽されることも多い様です。

3)純白の花びらに、蘂の根元付近のピンク色が可愛らしいかなって思います。

4)少し引いて撮ってみると、花の盛りが過ぎたのも多いですね。

庭石菖

このところ朝起きれない日が多くなっています。
今朝も目は覚めたのですが、如何しても起きれず、早朝散歩は諦めました。
その分、お昼前頃に歩いているのですが、その時に撮って来たお花達です。

1)「ニワゼキショウ(庭石菖)」 アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。赤紫花種

2)北アメリカ原産。明治中期に渡来し、各地に広く帰化しているそうです。

3)この赤紫花種は、我が家で咲いていたものですが、白花種は家出をしてしまいました。

4)「ニワゼキショウ(庭石菖)」 アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。白花種

5)この白花種も我が家で咲いていたのですが、何時の間にか家出をしてしまい、朝日を撮っている公園で撮影して来ました。

6)小さなお花ですが、どちらの色も可愛らしいですね。

シンビジウム

長年我が家で生き残っているランですが、何の手入れもしなくて、冬でも外に置きっぱなしで、最悪の状態なのでしょうが、それでも花を咲かせてくれました。
このランって、結構強いものですね。

1)「シンビジウム」 ラン科シュンラン属の多年草。

2)正式名称もあるのでしょうが、そちらは不明です。

3)アップで見ても可愛らしいお花ですね。

4)こちらが全景ですが、何の手入れもしないものか、1本しか花茎は出ませんでした。