カロライナジャスミン・他

今朝は、また小雨の降る夜明けで、このところ晴れ間が余り見られないです。
四月も今日で終わりだと言うのに、朝日を撮れなかったのは残念ですかね。
そこで今回の在庫の中からカロライナジャスミンとタチジジャコウソウの掲載です。

1) 「カロライナジャスミン」 ゲルセミウム科(マチン科)ゲルセミウム属の常緑つる性低木。

2) 北アメリカ原産のつる性植物で、ジャスミンの香りに似た甘い香りをもつことから、この名で呼ばれていますが、ジャスミンとはまったく異なる植物だそうです。

3) 小型でラッパ状の黄色い花を多数咲かせ、一重咲き品種と八重咲きの品種があり、芳香花ですが、八重咲き品種の芳香は一重咲きに比べやや弱いそうです。

4) 少し引いて撮ってみました。一面に咲いたお花、奇麗ですね。

5) 「タチジジャコウソウ (立麝香草)」 シソ科イブキジャコウソウ属の常緑小低木。 別名:コモンタイム

6) 我が家で咲き出したお花で、見た目は、イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)にも似ているかも・・??

7) 和名の、タチジャコウソウは、日本の近縁種イブキジャコウソウに似ていて、茎の先端が立ち上がることから、タチジャコウソウの名になったそうです。

8) こちらが全景で、可愛らしいお花を咲かせてくれています。

菫・母子草

今朝もどんよりとした曇り空で、早朝散歩はお休みです。
昼前にでもチョット歩いて来ようかと思っています。
そこで先だって撮って来ていたお花で、スミレとハハコグサの掲載です。

1) 「アリアケスミレ(有明菫)」 スミレ科スミレ属の多年草。

2) 本州〜九州の人家近くのやや湿ったところに生え、花は紫色のすじの濃淡によってほぼ白色のものから紫に近いものまであり、個体差が大きいようですね。

3) このお花、朝日を撮っている公園にある、猪名川河川敷で育つ花コーナーで咲いていたものです。

4) こちらは全景で、この様な株が十数個ありました。

5) 「ハハコグサ(母子草)」 キク科ハハコグサ属の多年草。 別名:ゴギョウ(御形)

6) このお花、別名はゴギョウで、春の七草の1つです。茎葉の若いものを食用にするそうですね。

7) 中国からインドシナ、マレーシア、インドにまで分布すし、日本では全国に見られますが、古い時代に朝鮮半島から伝わったものとも言われているそうです。

都忘れ・他

今回は、我が家で咲いていた、ミヤコワスレとアジュガの掲載です。
どちらも園芸品種ですが、野性味のあるお花だと思います。

1) 「ミヤコワスレ(都忘れ)」 キク科ミヤマヨメナ属の多年草。

2) ミヤコワスレは、本州、四国、九州の山地に自生するミヤマヨメナ(深山嫁菜)の園芸品種で、江戸時代から改良されてきたそうです。

3) 名前の由来は諸説ありはっきりしないそうですが、一説には「佐渡に流された順徳天皇がこの花を見て傷心を癒やし、都での日々を忘れた」などの逸話があるそうですね。

4) こちらは少し引いて撮ってみたお花たちです。今が見頃かと・・。

5) 「アジュガ」 シソ科キランソウ属(アジュガ属)の多年草。別名:セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)

6) アジュガはセイヨウキランソウから作出された園芸品種だそうです。

7) こうして見るとシソ科らしいお花が可愛らしいですね。

8) 引いて撮ってみました。一応プランターに植えているのですが、溢れて育っています。

立犬の陰嚢・他

今回のお花は、タチイヌノフグリとフラサバソウ?の掲載です。
タチイヌノフグリは分かり易いのですが、フラサバソウの方は自信がありません。

1) 「タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)」 オオバコ科クワガタソウ属の越年草。

2) ヨーロッパ・アフリカ原産で、明治のなかごろに気づかれ、現在では各地に広がっているそうです。

3) 和名の由来は、オオイヌノフグリに似ているが、茎が直立しているのでこの名前がついたようです。

4) 花径3-4㎜と小さく、開花している時間が短いために目立たないお花です。

5) 「フラサバソウ(フラサバ草)」 オオバコ科クワガタソウ属の越年草。

6) ヨーロッパ原産で、日本では明治初期に長崎県で初めて確認され、今では全国に帰化しているそうです。

7) 茎は下部で枝分かれして横に広がり、先端はやや直立します。そこがオオイヌノフグリとの差でしょうか・・。

8) フラサバソウは、コゴメイヌノフグリとタチイヌノフグリの中間のような形態を示し、毛が多いのですよね。コゴメイヌノフグリはこの毛が無いのですが、白い花を咲かせるので、姿はコゴメイヌノフグリに似ているのですが、花色が違うためどちらか迷っています。

野襤褸菊・他

今回のお花も先だって撮って来ていたもので、ノボロギクとオランダミミナガグサの掲載です。
今の時期、野の花が綺麗で、掲載しきれない程咲いて来ています。

1) 「ノボロギク(野襤褸菊)」 キク科キオン属の一年草または越年草。

2) 和名は「野に生えるボロギク」の意で、ボロギクとはサワギクのことだそうです。

3) 花は1cm程度の頭状花序で、黄色い筒状花だけの花をつけますが、ふんわりとしたまん丸い種が可愛いですね。

4) 「オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)」 ナデシコ科ミミナグサ属の越年草。

5) 原産地はヨーロッパで、ほぼ世界じゅうに広がっている小型の植物です。

6) 和名は、葉のふわふわした感触や形が、動物の耳を連想させるため耳菜草で、オランダ船で渡って来たための命名のようです。