蘇鉄の種子

以前掲載した事のあるソテツの種子が、やっと色付いてきました。もっと種子をを囲む大胞子葉が開くのかと待っていたのですが、これ位が限度の様です。

1) 「ソテツ(蘇鉄、蘓鉄)」 ソテツ科ソテツ属の中低木。 雌雄異株

2) 茎頂に密生した多数の大胞子葉に包まれた、オレンジ色に色付き、粉を被ったような種子で、これは果実では無いそうです。

3) 大胞子葉もそうですが、種子も白っぽい粉を被った感じですね。

4) 一番目立つところにあったのは、皆さんが珍しがってか、中なら種子を採って半分以上無くなっていました。こちらは、余り目立たない場所の大胞子葉と種子です。

トベラ

今回は、朝日を撮っている公園で実が弾けて、オレンジ色の種が見えたトベラの掲載です。

1) 「トベラ(扉)」 トベラ科トベラ属の常緑低木。 別名:トビラノキ(扉の木)

2) 枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」とよばれ、これが転訛してトベラとなったそうです。

3) 属名の Pittosporum(ピットスポルム)は、 Pitta(樹脂)と Sporos(種子)に由来し、熟した果実から粘液が付着した種子が露出するのが特徴的なことから付けられたものだそうですね。

4) こちらは開いたばかりの実と、まだ開いていない実です。

西洋柊

普通のセイヨウヒイラギには、葉にもっと棘があるのですが、老木になると葉の棘が無くなって来るそうですので、セイヨウヒイラギかなって思ったのですが、違ったらご指摘ください。

1) 「セイヨウヒイラギ(西洋柊)」 モチノキ科モチノキ属の小高木。 別名:ヒイラギモチ、イングリッシュ・ホーリー、クリスマス・ホーリー

2) 鉢植えにされていましたが、かなりの古木の様に感じました。でも、葉に少しだけですが棘が残っていますね。

3) 西アジア、ヨーロッパ南部、アフリカ北部原産で、セイヨウヒイラギは鋸歯のある葉がヒイラギの葉に似ているため、この和名がつけられましたが、本種はモチノキ科で、ヒイラギはモクセイ科で、科が違うのですね。

4) 私は、ただこの木の実を見ていて、クリスマス・ホーリーかなって思っただけなのですが・・違いますかね。

黄実千両

昨日と同じくセンリョウの実ですが、こちらはキミノセンリョウです。撮ろうかどうしょうか迷っていたのですが、良いところを選んで撮ってみました。と言うのも、同居人さんが一番良いところを切り取り、玄関に飾ってしまって、残っているのは少なく、後は青い実ばかりでした。

1) 「キミノセンリョウ(黄実千両)」 センリョウ科センリョウ属の低木。

2) 赤い実のセンリョウは、同居人さんが植えたものですが、この、キミノセンリョウは私が植えたものです。

3) ユリなどの鉢を置くのに邪魔になり、赤実のセンリョウと並べて植え替えたものか、切り取られても仕方ないですがね。

4) とても全景が撮れる状態では無く、部分的に引いて撮ってみました。

千両

昨日は、メインパソコンを改造していたものか、ブログはお休みにしました。それに今朝は疲れ果てて、早朝散歩もさぼりです。増して、ゴミ当番や洗濯をしていたらこの様な時間帯のブログのアップになってしまいました。写真のストックも無かったものか、我が家のセンリョウの掲載です。

1) 「センリョウ(千両)」 センリョウ科センリョウ属の常緑小低木。

2) 日本を含む東アジアから東南アジア、南アジアに分布し、同じく冬に赤い果実をつけるマンリョウ(万両; サクラソウ科)と対比されますが、科が違いますね。

3) 赤い果実をサンゴに見立てて、クササンゴ(草珊瑚)とよばれることもあるそうです。

4) こちらが、ほゞ全景です。