唐鼠黐

今朝は、どんよりとした曇り空で、午後からは雨の予報です。早朝散歩は中止にしたものか、そこで今回は、トウネズミモチの掲載です。

1) 「トウネズミモチ(唐鼠黐)」 モクセイ科イボタノキ属の常緑高木。

2) 中国中南部原産。日本では明治時代初期渡来した帰化植物だそうです。

3) 常緑広葉樹の高木、葉は楕円形で厚く光沢があり、ネズミモチよりも大きく、葉脈が透けて見え、実は、トウネズミモチの方が球形に近く、ネズミモチはやや細長いそうです。

4) 大気汚染公害に強いことから、都市部を中心に公園緑化樹などに利用され、よく目にする生け垣の利用は、国産の近縁種ネズミモチが殆どだそうです。

2024年元旦

昨年中はご訪問にコメントと有難うございました。本年も宜しくお願いします。今回は新年のご挨拶と、紅白の万両の掲載です。

1) 迎春

2) 「マンリョウ(万両)」 サクラソウ科ヤブコウジ属の低木。

3) 大きな赤い果実をつけるマンリョウは、果実と常緑の濃緑色の葉を観賞する縁起植物として親しまれているそうですね。

4) こちらがほゞ全景ですが、伸び過ぎて下まで撮れませんでした。

5) 「マンリョウ(万両)」 サクラソウ科ヤブコウジ属の低木。白実品種 

6) 普通の万両より、こちらの白実万両の方が、たくさんの実を生らしていました。

7) こちらがほゞ全景です。

仙人草

今回も以前掲載した事のあるセンニンソウの種ですが、前回は、種から紐状に伸びていたものが、今回は、やっと髭に見える位になっていました。

1) 「センニンソウ(仙人草)」 キンポウゲ科センニンソウ属のつる性半低木。

2) 和名は、痩果に付く綿毛を仙人の髭に見たてたことに由来します。

3) これって、仙人の髭に見えますかね・・?

4) 少し引いて撮ってみましたが、もう種が飛んで行ってしまった場所もありました。

蘇鉄の種子

以前掲載した事のあるソテツの種子が、やっと色付いてきました。もっと種子をを囲む大胞子葉が開くのかと待っていたのですが、これ位が限度の様です。

1) 「ソテツ(蘇鉄、蘓鉄)」 ソテツ科ソテツ属の中低木。 雌雄異株

2) 茎頂に密生した多数の大胞子葉に包まれた、オレンジ色に色付き、粉を被ったような種子で、これは果実では無いそうです。

3) 大胞子葉もそうですが、種子も白っぽい粉を被った感じですね。

4) 一番目立つところにあったのは、皆さんが珍しがってか、中なら種子を採って半分以上無くなっていました。こちらは、余り目立たない場所の大胞子葉と種子です。

トベラ

今回は、朝日を撮っている公園で実が弾けて、オレンジ色の種が見えたトベラの掲載です。

1) 「トベラ(扉)」 トベラ科トベラ属の常緑低木。 別名:トビラノキ(扉の木)

2) 枝葉は切ると悪臭を発するため、節分にイワシの頭などとともに鬼を払う魔よけとして戸口に掲げられた風習があったことから「扉の木」とよばれ、これが転訛してトベラとなったそうです。

3) 属名の Pittosporum(ピットスポルム)は、 Pitta(樹脂)と Sporos(種子)に由来し、熟した果実から粘液が付着した種子が露出するのが特徴的なことから付けられたものだそうですね。

4) こちらは開いたばかりの実と、まだ開いていない実です。