雛桔梗草

今回のお花は、私の好きな野草のひとつで、ヒナキキョウソウの掲載です。本当は、キキョウソウの方がたくさん花が咲き、良いのですが、こちらでは見かけた事が無いです。

1) 「ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)」 キキョウ科キキョウソウ属の一年草。

2) 北アメリカ原産。1931年に横浜市で帰化が報告され、その後、関東地方以西で見かけます。

3) 茎は直立してあまり分岐せず、葉腋に直径15mmほどの紫色の星形の花をひとつずつ咲かせます。ただし、多くの花が閉鎖花となります。

4) ヒナキキョウソウは一輪だけしか花を咲かせませんが、キキョウソウ(桔梗草)の方はたくさん花を咲かせるので、こちらの方が好きなのですが、見かけないものは仕方ないですよね。でも、このお花も可愛らしいかなって思います。

姫女菀

今回も先だって撮って来ていたヒメジョオンの掲載です。余りにもお天気が良かったものか、花びらの白い部分が奇麗に撮れませんでした。日陰になるよう傘でも持って行けばよかったのですが・・。

1) 「ヒメジョオン(姫女菀)」 キク科ムカシヨモギ属の多年草。 別名:ヤナギバヒメギク(柳葉姫菊)

2) 北アメリカ原産で、日本には1865年頃に観葉植物として導入され、明治期には雑草となっていたそうです。

3) この写真、NikonのD500で、60㎜マクロレンズで撮っていますが、結構白に弱く、光が強いとうまく撮れないのですよね。

庭石菖

早朝時間帯には咲いていないものか、水槽の大掃除をしている間に休み方々撮って来たニワゼキショウです。赤紫と白い花2種類ですが、どちらも可愛らしいかなって思います。

1) 「ニワゼキショウ(庭石菖)」 アヤメ科ニワゼキショウ属の多年草。赤紫花種

2) 北アメリカ東部が原産地で、明治中期に渡来し、各地に広く帰化しています。

3) 花期は5月から6月で、直径5㎜から6㎜程度の小さな花を咲かせ、花弁は6枚で、花色は白のものと赤紫のものがあり、中央部はどちらも黄色です。

4) こちらは白花種です。花姿は同じですが、色合いで感じが違ってきますね。

5) 私は、どちらの色も好きなのですが、あえて選べば白花種の方が好みかなって思います。

6) 赤紫花種は、我が家でも咲いているのですが、この白花種がなかなか居ついてくれません。

ジュンベリーの若い実

ご近所のジュンベリーが少し色付いてきました。可愛らしい実で撮ってみましたが、昨年は、この様な写真を撮った後、野鳥に殆ど食べられてしまったのですよね。その為か、今年は部分的にですが、ネットをもうかけていました。

1) 「ジュンベリー」 バラ科ザイフリボク属の低高木。 別名:アメリカザイフリボク

2) 北アメリカ原産で、葉が完全に展葉する前に白い花を数多く咲かせます。花以外にも、初夏にたわわに実る果実や、秋の紅葉、美しい樹形と、四季を通じて楽しむことができます。

3) 完全に熟すと紫色になるのでしょうが、その実は見たことが無いです。

4) ネットを掛けている場所を外して撮ってみました。

時計草

今回のお花は、朝日を撮っている公園で咲いていたトケイソウです。面白い形のお花ですよね。我が家にもあるのですが、日当たりが悪いせいか、最近ひとつも花を咲かせてくれません。

1) 「トケイソウ(時計草)」 トケイソウ科トケイソウ属(パッシフロラ属)の多年草。

2) 和名トケイソウは、3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見え、花びらが円形に並んで放射状に配置されて文字盤に見立てられ、特徴のある花を咲かせることに由来するそうです。

3) 英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、イエズス会の宣教師らによってラテン語で flos passionis と呼ばれていたのを訳したものだそうです。英単語 passion には「情熱」の意味もありますが、この植物の名称での passion は「受難」の意味であって、「情熱」の意味ではないそうです。花言葉も「信心」「信仰」「聖なる愛」などです。

4) こちらは咲きかけのお花です。この感じも可愛らしいかなって思います。