オルラヤ・グランディフロラ

今回は、朝日を撮っている公園で咲いていたオルラヤ・グランディフロラですが、ホワイト・レース・フラワーの方が馴染みやすい感じでしょうかね。

1) 「オルラヤ・グランディフロラ」 セリ科オルラヤ属の一年草。 別名:ホワイト・レース・フラワー

2) 地中海地域からトルコ辺りが原産地で、属名のOrlayaは、この植物の申請者が友人の医師(Johann Olray)への献名によって命名されたもので、おそらく、命名者が個人的に恩義を感じている人物、あるいは尊敬する人物だったのかも知れないそうです。

3) 間近から見ると、花序を取り囲むような外側の花は、深く切れ込んだ1枚の大きな花弁がよく目立ち、これが本種の特徴となっています。園芸的にも観賞価値の高い草花でありながら、日本に本格的に導入され始めたのは1990年代後半。比較的新しい花だそうです。

4) 英名はホワイト・レース・フラワー(White Lace Flower)ですが、日本で「ホワイトレースフラワー」の名前で親しまれているアンミ・マユス(Ammi majus)は、セリ科ドクゼリモドキ属の植物で、本種とは別の種類だそうですね。